死へは備えない

私見
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死とはなんぞや、という本をちらっと読みました。自己啓発とか、きなくさいやつかと思ったら、とても理論的な本でした。

流し読み程度なので、本の作者が言いたいこととはそれているかもしれませんが、私が感じたのは、死へは備えてもしかたない、ということです。

もちろん、病気などで死期がおおよそ分かっている場合はあります。その場合は、生きているうちにいろいろやっておこう、という発想にもなるかもしれません。ドラマなどでも、自分や他人の死期が分かるというシチュエーションはよくあります。

ただ、そういった病気ではない限り、死期はいつくるか分かりません。事故などでいつ死ぬかわからないからです。また、早死にや長生きについてもランダム要素が大きく、予定が立てられるものではありません。

なので、ひとまずは、死へ備えてもしょうがない、ということになります。つまり、「死ぬまでに●●をしたい」とか「死ぬまでに●●に行きたい」と宣言したとしても、無意味ということです。

すなわち、何らかの目標を立てることは悪くないとしても、短期的な目標を設定して、短期的に目標を達成していかないと、なにも達成せずに終わってしまうということです。

かといって、目標設定とか、まじめに考える必要はなくて、要するに、毎日楽しく過ごすようにする、ということです。

大きな目標を掲げて、それに向けて努力して、夢を叶える人は立派です。しかし、考え方には向き不向きがあるので、誰でもできるものではありません。むしろ、うまくいく人を真似をして、うまくいかず、へこむことのほうが多いと思います。

それよりかは、身の丈にあった生き方をして、毎日楽しく過ごせれば充分だということです。

・・・嫁さんには、もっと死ぬ気で働けと言われそうですが(苦笑

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