神社 宗像大社

歴史・神社
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福岡県にある宗像大社について、メモしておきます。

概要・見どころ

宗像三女神を祀る、宗像神社の総本社です。宗像神は厳島神社の祭神や弁財天とも同一視されており、なじみのある神様です。

宗像大社は、朝鮮半島と日本の交流ルート上にあり、歴史上重要な場所でした。宗像三女神は、アマテラスとスサノオとの誓約により生まれたとされており、性質の異なる神同士から生まれた神が、海上交通の要衝に祀られたことは象徴的です。のちに遣唐使の安全祈願もされました。

宗像大社は、沖ノ島という小さな島にある沖津宮、筑前大島にある中津宮、陸にある辺津宮の三社で構成されています。

三社には、三女神がそれぞれ分かれて祀られていますが、配置には諸説あります。一般には、沖津宮に田心姫(たごりひめ)、中津宮に湍津姫(たぎつひめ)、辺津宮に市杵島姫(いちきしまひめ)とされます。

沖ノ島は、現在も女人禁制とされており、男性も禊をしないと島に上陸できないことで知られています。中津宮は、七夕伝説の発祥の地と言われています。

島にある沖津宮と中津宮にはなかなか行けませんので、基本的には辺津宮にお参りします。辺津宮だけでも、三女神が祀られているので、一か所で全部の神様にお参りできます。宗像三女神の降臨地と伝えられる高宮祭場も気になります。

宝物館には、沖ノ島や大島で発見された貴重な宝物などが展示されています。2017年には、「神宿る島、宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録されました。

吸盤付きの宗像大社の水引お守りは、日本最初の車両用の交通安全お守りといわれており、人気があります。

訪問メモ


マップ

関連サイト

宗像大社 公式ホームページ
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宗像大社 - Wikipedia
宗像大社
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宗像大社
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