六本木一彦さんという競馬ライターさんがいらっしゃるのですが、そのかたが面白いたとえ話を出していました。
麻雀で役満を上がったことがない人は、たいがい役満を狙っていない人である。
万馬券も、狙っていなければ当てられない。
麻雀では出やすい牌、出にくい牌がある。出にくい牌でいくら待っても上がれない。
競馬も、無理な馬の激走をいくら願っても無理がある。
初心者の頃、単に名前がいい馬、印がついた馬を適当に買っても、ビギナーズラックでよく当たった。
野球を始めたばかりの少年が、バットをむちゃくちゃに振っていてもときどき当たるので、それだけでも楽しい。
しかしそれだけではバッティングの腕は一向に上がらない。
バットの構え方や握り方を整えて、狙い玉を絞る。それにより一時期打率は下がったとしても、徐々に打率は伸びていく。
競馬も、まず自分にあった型を見つけることが大事。
アベレージヒッターとして安定した打率を目指すか、一発ホームランを狙うホームランバッターか、バッターにもタイプがある。両立はなかなか難しい。
競馬も、自分に向いている方法を見つけて、それを自分の型にしてやっていくとよい。
競馬にこだわってくると、だんだん当たらなくなる。いろんな知識が邪魔して、直感や思い切りが失われていく。
ただ、ビギナーには戻れない。自分の中でブレない軸を作って、スイングし続けるしかない。
この方の話のありがたいところは、絶対こうじゃないといけないといったことを一切言わずに、人によってやり方が異なってもいい、と言っているところです。
その人の好みや向き不向きによって、予想方法が異なってもいい、ただ型を固めることが大事だよと言ってくれているわけです。
アベレージヒッターとホームランバッターのたとえも、たぶん私はホームランバッターのほうかなーと思ったりします。狙った球が来たら打ち返せるように、体力をつけておきたいものです。
型にするものは、何かを縛るもの、たとえば人気だったり前走レース名だったりではなく、なにか柔軟な考え方のものがいいんでしょうね。
六本木さんは、人気薄の馬がたまに勝つことがあり、そういった馬は忘れたころにまた穴を開けるので、追いかけるとよいと言っています。
私としては、方法だけをマネするのではなく、自分にあったやり方がいいよというアドバイスのほうを取り入れたいと思います。なにか浮かぶとよいのですが・・・