前回はそこまでハマらなかった下調べシリーズ。
今回も懲りずに、ダービーを考えます。
■前走の結果は?
過去5年間のダービーで1~3着に入った馬の前走を調べたところ、オークスと同様、前走レースはたった4つに絞られるという、分かりやすい結果になりました。
——————–
<2020年>
1.皐月賞 1着 2000m
2.皐月賞 2着 2000m
3.皐月賞 8着 2000m
<2019年>
1.京都新聞杯 2着 2200m
2.皐月賞 3着 2000m
3.皐月賞 2着 2000m
<2018年>
1.皐月賞 7着 2000m
2.皐月賞 1着 2000m
3.プリンシパル 1着 2000m
<2017年>
1.皐月賞 5着 2000m
2.皐月賞 6着 2000m
3.青葉賞 1着 2400m
<2016年>
1.皐月賞 2着 2000m
2.皐月賞 3着 2000m
3.皐月賞 1着 2000m
——————–
上記からわかることは、以下のようなことです。
<ダービー出走1~3着馬の前走>
・皐月賞、京都新聞杯、プリンシパル、青葉賞のいずれかに出走している
・これら4レースは、いずれも2000m以上であり、前走1600や1800の好走がないとも言える
・G1皐月賞組がもっとも多く、1〜3着はやはり強いが、そこそこの着順でも馬券に絡む
・京都新聞杯、プリンシパル、青葉賞が馬券にからむときは、1〜2着
上記の傾向は、さらに5年さかのぼっても、ほぼ同じでした。(皐月、京都、青葉の3つのみ)。
まさに10年間の過去のダービーで、同じ傾向にあるということです。
ここは、この条件に合わない馬はバッサリ切る方向でいきたいと思います。
今回、牝馬ながら、オークスではなくダービーに出走してきた、サトノレイナス。
騎手もルメールと、面白い一頭ではありますが、前走桜花賞は1600m、他のレース経験も1600mのみ。今回は馬券対象外にします。
前走が皐月賞1〜3着、その他のレースは1〜2着に入っている馬はプラス1ポイントにします。
該当する馬:1 2 4 5 6 7 8 9 11 12 14 15
プラス1ポイント:1 4 6 11 12 14
■好調ジョッキー騎乗馬は?
今年調子がいいジョッキーが騎乗する馬は、以下のとおりです。
※ルメール、川田騎手は2ポイント
・2ポイント:8川田
・1ポイント:7松山 11吉田隼 1横山武 5武 15デム
16ルメ、10福永、13戸崎、3石橋は、今回は馬券対象外の馬でした
■タイムDM上位は?
上位7頭(馬券対象外を除く)は以下のとおりです。
該当する馬:4 5 8 9 11 12 15
■対戦DM上位は?
上位5頭(馬券対象外を除く)は以下のとおりです。
該当する馬:11 1 12 8 4
■まとめ
上記をまとめると、以下のようになります。
・5ポイント 8 11
・4ポイント 1 4 12
・3ポイント 5 15
・2ポイント 6 7 9 14
・1ポイント 2
・切り捨て対象 3 10 13 16 17
8、11が二強で、次いで1、4、12、そのあとも続いており、なかなか拮抗しています。
オッズ次第ですが、ひとまずは二強の2頭軸で行こうかと思っています。
※後日談:1着には1800mの経験しかない馬が入りました。4着も同じく1800のみ。前走の毎日杯1800mでレコードタイムを出した1着、2着の馬でした。1800経験のみでも、前走の内容によっては評価すべきと分かりました。