競馬 トリガミでなければ充分

競馬コラム
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以前、三連複を見事に当てたものの、配当が安く、ワイドで買ったほうがよかった、と反省したことがありました。

軸馬2頭のワイドが530円で、1000円ぶん買えば5300円。でも買ったのは三連複10点で、配当は3650円でした。

そのできごとがあった直後、三連複とワイドを一緒に買おう、なんて考えたりと、一時期混乱がありました。可能な限り利益を最大化するためには、予想から馬券購入までしっかり組むべきではないかと思ったわけです。


そう思ったものの、あらためて冷静に考え直した結果、「トリガミでなければ充分ではないか」と思い直すこととなりました。理由はいくつかあります。

まず予算です。現在、1レース1000円という予算で買い続けています。その少ない予算で、三連複もワイドも両方買うことは厳しいというのがあります。

次に購入レースです。現在、障害を除くすべての重賞を買い続けています。本来であれば、レースを厳選して、勝てそうなレースに絞って馬券を買うことが収支アップにつながると言われていますが、今はそれを考えずに無条件で買っています。

そして狙うゾーンです。人気寄りの馬は、好走する期待値よりも人気過剰になり、割に合わないと言われています。そのため本来ならば、的中率を下げてでも本命サイドは買わないようにしたほうが、長期的にはプラスになるそうです。しかし、そこまでシビアに突き詰めなくても、当たればうれしいという感じで今はやっています。


つまり、儲かればもちろん嬉しいですし、年間回収率がプラスになれば万々歳ですが、どちらかというと予想の過程のほうを楽しんでいて、あまり細かく突き詰めてはいないということです。

予算1000円で、重賞メインで、お手頃で楽しく馬券を買うことを楽しんでいるというわけです。

安くても高くても、当たるだけですごいことですし、プラスになれば充分だと思うわけです(すんごい高いのを取りそこねると、それはそれでくやしいと思いますが)。


ただ、いくら適当だといっても、買う前から負けることがわかっている馬券は、さすがに避けたほうがいいと思います。すなわち、トリガミです。

三連複を10点1000円ぶん買って、三連複が当たっても800円しか返ってこなければ、買わないほうがマシになります。そういう場合は、ヒモを減らして200円買うか、買い目から外すなどの調整をしたいと思います。当たればいいというわけでもないところです。

逆に言えば、トリガミにさえならなければいいだろう、1000円が1100円になれば充分・・・ではないですが、よしとしようと思った次第です。

最初に出したワイドと三連複の例も、ワイドが5300円で、三連複は3650円で、ワイドのほうかよかったと言いましたが、三連複3650円でも、予算の1000円は超えていますから、トリガミにはなっていません。3倍になっていれば充分じゃないか、というわけです。

なぜならば、ヒモ荒れに期待した、夢のある買い方であり、その楽しみも馬券を買う価値の一部だからです。

もしかしたら、ヒモに穴馬が来て、114570円の三連複が当たっていたかもしれない。そう妄想するだけで、ご飯が三杯食えます。そのドリーム込みで買っていると思えば、ある程度の誤差は目をつぶれるというものです。


今までも、回収率を考えて、レースや買い目などを厳密に考えるようなことはしてきていませんし、ヒモにいたっては何も考えていない運任せですので、文句なんて言えません。

トリガミでなければ充分、というスタイルで、気楽に行きたいと思います。

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