三連複の買い目で馬を選ぶとき、配当を考えて買い目を設定するべきか、という問題があります。
あまり安すぎる買い目は当たってもガッカリしますし、あまり高すぎる買い目も、当たったときはバンザイですが、なかなか当たらなくて無駄な予算を使い続けることになります。
以下は、芝の重賞10年間の三連複の配当をヒストグラムのグラフにしたものです。
青は、0〜10000円、オレンジは10001〜50000円、緑はそれ以上の配当の発生数です。
ぱっと見、10000円以上の配当がけっこう出てるじゃん、とだまされそうなグラフですが、見やすくするために調整したものなので注意してください。
青は1000円単位で区切っていますが、オレンジは5000円単位です。区切る単位が違います。
もし青も5000円単位で区切ったとすると、0〜5000円は約420件、5001〜10000円は約210件になります。10000円単位なら、約630件です。
1000円単位で
70 110 100 80 60 40 50 40 50 30 ..
5000円単位で
420 210 100 80 60 30 30 20 20 20 ..
10000円単位
630 180 90 50 40 ..
どの単位で区切っても、基本的にグラフは右肩下がりの傾向になりますが、やはり青の部分(1万円以下)の配当は多くなっています。
つまり、1万円を超える三連複ばっかり狙っていると、当たらないばかりか、収支でも負けが濃厚ということです。ある程度、安い配当でもしっかり当てていきながら時機を待ち、たまにくる高い配当を狙わなければいけないことになります。
いわしを獲りに漁に出て、網を投げたら、いわしが多く獲れて、たまーに鯛や伊勢海老などが紛れててラッキー、みたいな感じですかね(違う?
それをなんと私は、5頭という少頭数で狙うわけですから、大したもんです(当たりませんけど)。ちょっと買い方を考えないといけないかもです。