競馬 人気で縛るのも不自然

競馬コラム
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新しい買い方を試そうと、過去のレースで10件ほどシミュレーションしてみたところ、うまくハマったのは1件だけ。

ハマらなかった理由としては、馬の見立てが悪いのがほとんどなのですが、1〜4番人気から選んでもオッズが安くて買えなかったり、人気馬3頭で決まったりなど、うまくいきません。

人気馬3頭の件は、そういう人気寄りの馬を買う予定じゃなかった、と考えればいいんでしょうが、なんかしっくりこない。


そうやっているうちに、そもそも、オッズや人気の範囲からシステム的に馬を選ぶということに、無理があるのではないかというところを感じはじめました。

なぜかというと、自分の予想で馬券が当たるときというのは、自分がいいなと思う馬がいて、なおかつ、その馬が馬券内に来てくれたときだからです。

1.いいなと思った + 来た
2.いいなと思った + 来なかった
3.いいなと思わなかった + 来た
4.いいなと思わなかった + 来なかった

1.の、いいなと思った馬が来たときが、大当たりです。基本的にはこれを目指します。

2.の、いいなと思ったけど、来なかったときは、ハズレです。残念ではありますが、自分に見る目がなかったと諦められます。

ひとつ飛ばして、4.については、いいなと思わなかった馬が来なかったときですので、やっぱりそうですよね、来ないと思ったんだよ、予想はあっていた、とふつうに納得できます。


問題は3.です。いいなと思わなかった馬が来たときです。来ればラッキーだと思うかもしれませんが、そもそも、いいと思わなかった馬は買うことがありません。

枠だとか誕生日だとか、サイコロを振って完全に運で馬券を買うこともなくはないですが、私はあまりやりません。

三連複2頭軸の買い方でヒモを選ぶときには、いいなと思わなかった馬も無作為に選ぶので、一見当てはまりそうに見えます。しかし、軸の2頭のほうは自分でガチで選ぶ必要があるので、軸が来なければ馬券は外れます。なので、やはり1.か2.になります。

それ以外に3.に当てはまるものとして、シミュレーションで感じたのですが、オッズ範囲から馬を選ぶという行為もそれだと思いました。そのオッズの範囲に、自分の中でいいと思う馬がいなくても、どれかを選ばないといけないルールというのは、いいなと思わなかった馬を選んでいることと同じになるからです。

なので、それが仮に来たとしても、なんかしっくりこないわけです。来なければなおさら、いいと思わなかった馬をなんで買ったんだろう、となります。


ということで、私にとって自然で、違和感がない買い方を考えた結果、いいなと思った馬を買うこととし、いいなと思わない馬を買わないといけないルールは作らないことにします。

1〜4番人気の複勝を買う、オッズが1.2倍以上の複勝を買う、人気薄を買うといったルールは、いいなと思わない馬を選ぶことにつながるので、避けることにします。

買い方を固定せず、まずは、いいなと思う馬を選び、そのあとに買い方を考えることにしようと思います。


たとえば、いい馬が1頭だけいました。他の馬はわかりません。でもこの馬は1着になる気がします。そうしたら、単勝を買えばいいわけです。

いい馬が1頭いました。次にいいと思う馬が3頭くらいいました。それならば、馬連や馬単がよさそう。

いい馬が2頭いました。この2頭は抜けていて、2頭とも馬券圏内に来るはず。ならば、ワイドか、三連複2頭軸流し。

いい馬が2頭見つかりましたが、2頭とも馬券圏内に来るかまではわかりません。そしたら、単勝2点か、複勝2点か。

いい馬が5頭いたらどうするか。その5頭で決まると読めば三連複ボックスですが、もう一頭が足りないことがけっこうあるので、強さに強弱をつけてのフォーメーションか、馬連ボックスあたりもよさそう。


そんなこと、競馬をやっている人はみんなやってるよ。そう言われるかもしれませんが、私は意外とこれまではやってこなかったです。

どちらかというと、馬券の買い方を固定したり、オッズの範囲だったりと、枠組みを決めてから、それに当てはめる感じでやってきました。

でもやはり、レースごとに出走する馬が異なり、いい馬が何頭いるかも変わってきまするので、買い方も臨機応変に変えるのが自然でしょうね。

1000円という予算のルールだけキープして、いい馬を探すところを第一に、いろいろやってみようと思います。

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