単勝オッズのオッズ値によって、期待度が変わるというのは聞いていましたが、自分でも調べてみました。
データは、オッズは単勝オッズです。件数は、複勝の的中です(三連複の検討のため)。
どういう表にしようか迷いましたが、分母(該当件数)、分子(的中件数)、率(的中率)に分けて、シンプルな表にしました。
まず、単勝1.0-1.9ですが、1番人気しかデータがありませんでした。つまり、単勝2番人気が1.0-1.9になることはなかったということです。2番人気がならなければ、3番人気以下もなりません。
要するに、この単勝1.0-1.9というオッズになるときというのは、1番人気が1頭だけダントツ人気のときだけ、ということですね。
そのときの単勝1番人気が複勝で来る確率は、78.5%でした。ワイドでも三連複でも、4回中3回は馬券にからむということになります。必ず入れておけレベルですね。
しかしながら、記憶に新しいのは、10/17の秋華賞です。単勝1.9倍のダントツ1番人気に推されたソダシちゃん。結果は10着に終わり、3着以内にも入りませんでした。
このとき、ソダシちゃんを1頭軸の頭にしていたら全滅ですが、ヒモにしていればセーフでした。
結果論ですが、1番人気-(2,3,4番人気)はハズレですが、2番人気-(1,3,4番人気)ではアタリでした。(秋華賞の結果:4-2-3番人気)
ダントツ人気は、馬券にからむ可能性も高いですが、頭にして、来ても安いのであれば、買わないという選択肢もありですね。または、ヒモで抑えておくという。
続いて2.0-2.9ですが、このオッズでも1頭人気が多いです。馬券にからむ確率は60.8%と、少し下がりますが、とりあえず入れとけレベルです。
少し2番人気も見られるので、このときは2頭抜けている馬がいるときですね。2頭がずば抜けているときは、2番人気のほうがわずかに複勝率が高いようですが、誤差の範囲かもしれません。
3番人気以下が、単勝オッズ2.9以下になったケースはありません。
1.0-2.9の範囲で、人気関係なしに計算すると、(183+318)/(233+510)=501/743=67.4%です。