競馬 漁業にたとえると

競馬コラム
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予想の方針をどのようにするか、まだ悩み中ですが、過去の予想を振り返ると、人気やオッズを参考にした予想が多くありました。

どんだけ他力本願なのかがよくわかります(笑


漁業でのたとえ話をすると、ある漁師さんが漁に出るとき、どの魚を狙い、どの漁場に行って、どう売るかを考えるとします。

仮に、安い魚をイワシ、高い魚をタイとします。

イワシを狙うなら、イワシがたくさんいる漁場に行って、漁をします。

その漁場は、ライバルの漁師さんにも人気で、たくさんの漁師さんが集まって、みんなでイワシをとります。たくさんのイワシをとって、港に帰ってきます。

イワシはたくさんとれるので、安く売られます。たとえば1匹100円だとします。

もし、漁師さんが別々の店で魚を売るものだとすると、ライバルの漁師さんが値段を安くするかもしれません。そうすると、1匹100円で売れる魚が、80円などに値下げされることになります。

安い魚はたくさんとれますが、ライバルも多く、その魚の価値よりも安く売られてしまうことになる、というわけです。


一方で、タイは1匹1000円で売れるとします。

タイのいる漁場では、タイは釣れるけど、イワシは釣れません。

また、タイはいくら待っても、なかなか釣れません。それだけ貴重だということです。

タイを店で売ると、通常は1匹1000円、なかなかとれなくて貴重なら、さらに値段が上がります。


ただ、タイが高いからといって、タイだけを釣って売っていては、収入が安定しないので、生活していけません。

そこで、イワシ漁とタイ釣りの兼業を考えます。

兼業により、イワシもタイも釣れると、セット売りができるようになります。

イワシだけ3匹パックで売っても、100円が300円になるだけです。むしろ値引きして200円とかになるかもしれません。

一方で、イワシ2匹とタイ1匹のようにすれば、1200円のセットが、1500円くらいに価値が上がるかもしれません。


お気づきかもしれませんが、イワシは人気寄りの馬、タイは人気薄の馬、セット売りは3連というわけです。

人気寄りだけでは決まらず、人気薄が1頭いることて、価値が上がるイメージです。


問題は、どのくらいの比率で、イワシ漁とタイ釣りの人員を配置するかです。

限られた人員を配置する状況において、いくらタイが高いからといって、タイばかりに人員を注ぐわけにはいきません。

かといって、イワシばかりをとっていてもしかたありません。

比率としては、イワシ4のタイ1といったところてしょうか。


穴を狙うにしても、節度はあるということです。タイは狙いつつ、イワシをとっていかないと回らないということです。

人気やオッズで狙うなら、バランスを考える必要がありそうです。

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