競馬 脚質ごとの買い目数

競馬コラム
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今まで大きく勘違いしていたことがありました。それは、逃げ馬が来る!と思ったときに、逃げ馬を本命◎に選んでしまっていたことです。

本命なのでそれでいいじゃん、と思うところですが、単勝や複勝だけ買うのならよいのですが、三連複で買うときは話が変わってきます。

三連複の購入では、3頭をぴったり当てるのが難しいために、候補となる馬を複数選びます。私が買っている三連複フォーメーションでは、◎-◎○-○▲のパターンが多いですが、7頭選んで、◎2頭、○2頭、▲3頭という感じです。

しかし、逃げ馬を◎にすると、逃げ馬は1つのレースで1頭しか発生しないので、いろいろ考えた結果、いつもの買い方から変えてしまって、◎からの流しや、一頭軸三連複の買い方に変えがちです。それで、本命が来ないので、全部ハズれるというわけです。

つまり、いくら自信があっても、三連複で買うなら、1頭しか存在しない逃げ馬に◎は打たないほうがよいということになります。○か▲にしておいて、買い目に入れさえすればよいことになります。


そんなことを考えていると、逃げ以外の脚質も考慮したほうがいいのではないか、という考えも出てきます。そして、どうせなら勝率のことを考えて選んだほうがいいとも思ったわけです。

そこで、馬券にからむ1〜3着の馬の、脚質の組み合わせは、どのくらいあるだろうと、挙げてみました。

※逃げは一頭のみとする
※1〜3内の着順は考慮しない

■逃げ馬が入る
・逃げ 先行 先行
・逃げ 先行 差し
・逃げ 先行 追込
・逃げ 差し 差し
・逃げ 差し 追込
・逃げ 追込 追込

■逃げ馬が入らない
・先行 先行 先行
・先行 先行 差し
・先行 先行 追込
・先行 差し 差し
・先行 差し 追込
・先行 追込 追込
・差し 差し 差し
・差し 差し 追込
・差し 追込 追込
・追込 追込 追込

それとあわせて、過去に調べた、脚質ごとの発生数と、複勝率を持ってきました。

着順問わず、脚質ごとの発生数を見ると、7%、25%、37%、30%となっています。

一方で、複勝率を見ると、3%、9%、7%、2%となっており、これを100%換算すると、14%、43%、33%、10%となります。

逃げは発生数に比べて、勝率高し。先行も勝率高し。差しは同じくらい。追込は、勝負にならないお馬さんも含むので、かなり低いです。


この14%、43%、33%、10%を単純化し、1:4:3:1としたとき、3頭のポイントを合計するとどうなるかも見てみます。

・先行 先行 先行  4+4+4 = 12
・先行 先行 差し 4+4+3 = 11
・先行 差し 差し 4+3+3 = 10
・先行 先行 逃げ 4+4+1 = 9
・先行 先行 追込 4+4+1 = 9
・先行 差し 逃げ 4+3+1 = 8
・差し 差し 逃げ 3+3+1 = 7
・差し 差し 追込 3+3+1 = 7
・先行 差し 追込 4+3+1 = 8

・差し 差し 差し 3+3+3 = 9
・先行 逃げ 追込 4+1+1 = 6
・先行 追込 追込 4+1+1 = 6
・差し 逃げ 追込 3+1+1 = 5
・差し 追込 追込 3+1+1 = 5
・逃げ 追込 追込 1+1+1 = 3
・追込 追込 追込 1+1+1 = 3

◎先行差し ○先行差し ▲先行逃げ追込 の7頭で買えば、結構なところをカバーできそうです。

機械的に買うなら、1〜7番人気の7頭を選んで、脚質に当てはめてみても面白いかもしれません。

過去レースで試しつつ、いけそうなら本番に取り入れてみようと思います。

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