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競馬コラム
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■前走結果を利用した予想

競馬新聞や競馬サイトなどで出走表を確認し、前走の結果から、強い馬を探す方法です。

昔は競馬新聞を買わなければ、出走表すら見られませんでしたが、今はインターネットでいろんなサイトがあり、公式のJRAのサイトでも出走表が無料で見られるので、とてもいい時代です。

ちなみに私は、スマホ版のJRA-VANを使っています。有料ですが、いろんな公式データが調べられるので、便利です。

そのうえで、出走馬を眺めながら、前のレースの結果を見て、今回のレースでも結果を出せるかを予想します。予想の基本と言われているものです。


前走の成績は、いいに越したことはありません。ただ、単純に前走1着〜3着の馬は強そうだから買おう、とやっただけでは、やはりうまくいきません。

ポイントはやはり、その1〜3着の価値です。

たとえば、今回のレースが中学生のレースで、前走が小学生のレース。前走で小学生のレースで1着を取ったからといって、そのまま中学生のレースでも勝てるとは判断できません。

逆に、前走で4着だったとしても、それが中学生のレースでの結果だったとしたら、小学生レース1着の馬よりも強いかもしれません。

競馬でも、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと、クラスが上がっていくと、相手が強くなります。そうすると、なかなか勝つことは難しくなります。

個人的な印象では、トントン拍子で上がっていく馬は、元からズバ抜けた素質があって、人気も集めがちなので、わかりやすいです。

他のほとんどの馬は、上のクラスに上がると苦戦して、何戦かしてやっと上がれる、ということが多い印象です。クラスの壁はやはり大きい。


また、同じく前走1〜3着でも、そのレースのタイム差や、メンバーが強いか弱いかも重要です。

とくに、2着以下の馬を評価するときの話ですが、1着の馬とほぼ同タイムでゴールした馬の強さは、1着と同じくらいの価値があります。5着まで混戦で、同タイムでした、なんてときは、5着でも1着と同じ強さと言えます。

一方で、2着といういい結果でも、1着から0.5秒も離されていました、なんてときは、2着の価値は下がります。

また、前走の結果がよかったとしても、出走する馬がそこまで強くない馬同士だったら、レースは盛り上がりますが、馬単体の実力はそこまで高くはないことになります。


競馬新聞やJRA-VANの出走表では、1〜3着に分かりやすく色がついています。なので、ぱっと見で成績のいい馬が分かり、つい選びたくなります。

そういった罠にだまされず、しっかり中身を見て判断することが大事です。


ただ、私のような素人でも思いつく内容は、競馬ファンには常識であり、それらはオッズに反映されていることが多いです。

なので、結果、オッズを見て買っても同じだったりします。

逆に、いまだに、なんでこの戦歴でこんなに人気を集めているんだろう?と不思議に思うことがあります。5着、8着、12着・・・、そんな馬が3番人気に推されて、しかも勝つという。

私もまだまだ勉強しないといけないなと、つくづく思います。


ちなみに、クラス戦はまだ分かりやすいですが、オープン戦以上になると、どの馬が強いのかがほんとにわけが分からなくなります。

たぶん、競馬ファンも予想に苦労していると思います。そこをあえて狙って研究するのもアリかなとも思っています。

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