競馬 買い目の数と当たる確率

競馬コラム
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前回話が出た、買い目を減らす件について、少し確認をしてみました。

左は、単勝1点の確率です。予想をして精度を高める要素は加えず、単純に出頭数での割り算をしています。18頭立てなら、単勝の確率は5.6%です。

右は同じく、複勝1点の確率です。単勝の3倍の確率で当たりますので、非常に当たりやすい馬券です。

※注:複勝は6頭立ての場合は1〜2着しか当たりにならないので、ほんとは33.3%が正しいです。ごめんなさい。

もし、一生懸命予想して、これよりも当たる確率が低ければ、予想しないで適当に買ったほうが確率が高くなることになりますので、予想するだけ意味がないということになります。それはさすがに悲しい。


それに比べて、馬単1着流しはどうでしょう。

2着についても同様に、頭数だけの単純計算をしています。確率5%以上の部分に色をつけています。

これを見ると、18頭立てのレースで、馬単流しで当たる確率5%にするには、16点も購入しないといけません。

逆に、馬単流しを5点だけ買うことにして、5%の確率で当てるには、10頭立てという少ない頭数のレースを選んで勝負しなければなりません。

このことから、5点も流せば当たるだろう、という考えは甘く、現実的には買い目が全然足りないことになります。買い目が必要なレースなのに、買わなければ、当たりません。


単勝や複勝を買わずに、馬連や馬単やワイドを買うのであれば、買い目は一定以上必要です。

それを優れた予想力で、的確に買い目の馬を絞れるのであれば、その限りではありません。

その予想力を持ち合わせていないのであれば、買い目を減らせるぶん、単勝や複勝を買っておいたほうが安全、ということになります。

それはすなわち、自分のことです。お世辞にも予想がうまいとは言えず、たまに安い馬券が当たっただけで大騒ぎするレベルです。無駄に買い目を増やせば、損が増えるだけ。

今後も予想の腕を上げていけるよう努力しつつ、まずは複勝で安定して当てられるようになることを目指してみたいと思います。

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