競馬 飽きずにオッズ分析

競馬コラム
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現在、三連複2頭軸で、ヒモは12番人気までの10頭としていますが、これが妥当なのか、また性懲りもなく発生率を調べました。ぼーっと考える時間がとても好きですね。


以下の表は、2頭軸の人気ごとに、ヒモを何番人気まで買うと、どれくらい三連複が的中するかという表です。対象レースは10年間の重賞です。

左の 5-6- というのは、(1-5番人気)-(1-6番人気)-ヒモという三連複を示しています。1番人気-2番人気-ヒモから5番人気-6番人気-ヒモまでが含まれています。

緑色は90%未満の部分で、大部分の的中をフォローしているものの、抜けがある買い目です。軸(5-6-)からヒモを18番人気まで買っても、90%には届きません。軸(6-7-)で90%を超えます。

ちなみに、軸(13-14-)のヒモ18で100%になっていますが、実際に最も人気薄の3頭で決まったのは、9-14-18番人気でした。これより人気薄の三連複はありません。たとえば、14-15-18番人気のような三連複は発生していません。

その代わり、1-2-18番人気といった、軸は固めで、ヒモ荒れするパターンはたまに発生します。狙うとしたらそちらになるかと。


軸とヒモをどこまで買うかですが、軸とヒモは連動しています。

(5-6-)まで人気寄りに絞ると、18番人気まで買っても90%まで行かず、(6-7-)なら13番人気まで、(7-8-)なら12番人気まで、(8-9-)以上では11番人気までで90%の的中になります。

固く行くなら、軸(5-6-)でヒモを18番人気までを範囲にすれば、軸選びの負担は減ります。


とはいえ、毎回18番人気まで入れて買うわけにもいきません。

以下は、ヒモを1頭人気薄側で増やしたときに、どのくらい発生率が増えるかの差分を表にしたものです。

たとえば、(5-6-)にヒモを10番人気まで買ったときは74.9%、11番人気までだと78.6%、その差3.7%の増加があります。

3%というのはなかなかの増加率なので、10番人気までよりは、11番人気も入れたほうがよさそうに感じます。同様に、12番人気、13番人気くらいまでは入れたほうがよさそうに見えます。

それが、14番人気を超えると急に1%未満に落ち、18番人気までどんどん増加率は低下していきます。たまに来ることがあったとしても、あまりにも発生率が低ければ、狙い続けるだけ損失が増えます。

そのボーダーラインを2%として緑色に塗ると、おおむねヒモは13番人気までが妥当ということになります。出頭数が少ないレースもありますので、一概にすべてが人気との兼ね合いとは言えませんが、データとしてはそのように出ています。

現在、12番人気までの10頭をヒモで選んでいますが、少し範囲を広げて、13番人気までの範囲で狙ったほうがいいのかもしれません。


それを踏まえて、再度さきほどの表を見てみます。

ヒモは13番人気までが良さそうということでしたので、この表から考えれば、軸は(6-7-)から選べばちょうどよさそうです。ヒモを12番人気までにしたいなら、軸は(7-8-)がよさそうです。

結論として、軸の2頭は1〜7番人気から選び、ヒモは13番人気まで選ぶ。または、軸の2頭は1〜8番人気から選び、ヒモは12番人気まで選ぶ。どちらも88%くらいの的中率になります。

ピッタリハマっていなくても、おおよそ今試している買い方に近い感じなので、安心しました。買い方は大きく変えなくてもいいのかな、といったところです。

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