
以前、このような記事を書きました。
それ以降も、相変わらず滑舌が良くなくて、声も低くて、ボソボソと話して聞こえにくいとよく言われます。
以前チャットAIに聞いてみた回答がこんな感じでした。
ポイントは、声を大きくするのではなく、「声を前に・言葉を立てる」ことです。
① 音量ではなく「通り」を変える
聞き取りやすさは
音量 < 明瞭さ × 声の通り
で決まります。
コツ:声を「前歯の裏」に当てる意識
低くボソボソ聞こえる人は、声が喉の奥や胸にこもりがちです。
・「あ」ではなく「い・え」を少し意識
・声を前歯の裏~唇の内側に当てる感覚
・マイクに向かって話すイメージ
音量を上げなくても、輪郭がはっきりします。
② 口を「大きく」ではなく「正確に」動かす
「口を大きく開ける」は極端すぎる指導です。
実際に効くのは、
・母音を潰さない
・特に「い・え・お」を曖昧にしない
・唇は横に1cm、縦に0.5cmで十分
③ 低い声は「悪」ではない(むしろ武器)
声が低い人は、落ち着いて聞こえる、信頼感が出やすいという強みがあります。
問題は「低さ」ではなく、子音が立っていないことです。
・子音を1割だけ強調
・か行、さ行、た行をほんの少しだけ明確に
声量は変えず、歯切れだけを上げるのがコツです。
④ 話すスピードを「0.9倍」にする
ボソボソと言われる人の多くは、速く話して、語尾が消えています。
全体をゆっくりではなく、文末だけ、ワンテンポ置くとよいです。
語尾が残るだけで、聞き取りやすさは激変します。
⑤ 息を「出す」より「止めない」
大声指導が合わない理由は、息を押し出そうとするからです。正解は、
・吸った息を一定量、細く流し続ける
・ロウソクを揺らさずに消さないイメージ
震えない、こもらない、疲れない声になります。
⑥ すぐできる超実用ミニ練習(1分)
声を大きく出さずにできます。小さめの声で、
・「えーと」「あのー」を丁寧に言う
次に、
・「です」「ます」だけを前に出す
最後に一文、
・語尾を消さずに言い切る
これだけで、かなり変わります。
⑦ 声帯閉鎖を意識する
のどで息を止めているときは、声帯が完全に閉じています。
息をハーッと吐いて声にならないとき、声帯は完全に開いています。
声を出すときは、声帯を閉じすぎず開きすぎずの絶妙なところを維持する必要があります。
もし、声帯を開きすぎて、息が抜けているタイプであれば、少し閉じることを意識するだけで、通る声になります。
★まとめ
大声や大げさな口は必要ありません。
必要なのは、
・声を前に出すこと
・母音を潰さないこと
・子音を少しだけ立てること
・語尾を残すこと
です。「静かだけど、なぜか聞きやすい人」を目指すのが正解です。
これを踏まえて実際にやってみたところ、こんな感じでした。
① 声を「前歯の裏」に当てる
→ 意識してそこに声を当てるのが難しい
② 口を「大きく」ではなく「正確に」動かす
→ 理屈はわかるが効果は小さい
③ 子音を立てる(か行、さ行、た行)
→ なんか不自然
④ 話すスピードを「0.9倍」にする
→ 脳のスピード次第
⑤ 息を「出す」より「止めない」
→ 疲れる
ということで、人によっては効果的なのかもしれませんが、私は長続きしませんでした。
なぜ長続きしないかというと、考えることが多いからだと思います。
前歯に声を当てる、口を正確に動かす、子音をはっきり、ゆっくりと、声を止めずに話す。やることがいっぱいです。
元々、話すという行為は、話したいことがあって考えながら話すわけですから、それ以外のことを考える余裕はなかなかありません。
そんな中、ちょっとした気づきがありました。
GWで実家に顔を出して両親と話していると、自分の声がよく通ることに気づいたのです。
それを自己分析してみると、理由として2点あると考えました。
一つは、耳が悪い年老いた両親に聞こえるように、大きな声で話す必要があったということです。
もう一つは、遠慮なく話せる相手なので、きれいな声にしなくていいということです。きれいじゃない声というのは、汚い声までは行きませんが、ダミ声寄りというか、少し倍音が効いた声色になっている感じです。
おそらく、実家で気楽に話せる状況がそうさせたのだろうとは思いますが、ここから学べることはないだろうかと思ったわけです。
そこで、またチャットAIに聞いてみると、こんな感じでした。
ご両親に聞こえるようにという「声量」と、「声質(倍音・共鳴)」が効いている可能性が高いです。
実家で遠慮がなくなるので、発声が解放されているのもあるでしょう。
逆に普段はこうなっているはずです。
・声量を抑える
・きれいに話そうとする
・口の動きが小さくなる
・息が弱い
その結果、こもる・抜けない声になります。
解決の方向性としては、
「実家モードを、少しだけ日常に持ち込む」
とよいでしょう。
少しだけ“ざらつき”を許してOKです。
× きれいにしようとしすぎる
○ 少しラフでいい
アナウンサーも実は“完全にきれい”ではなく、軽くエッジがあります。
この方法のいいところは、考えることが一つだけでいいということです。
アメ横の「安いよ安いよ」まで行きませんが、少しだけダミ声っぽく声に雑味を入れます。
試しに何分かそれで話したところ、なんか行ける気がしています。しかも、これだけを意識すれば、口の形も声を当てる位置も声量も何も考えなくても、自然にそちらもよくなる気がしています。一つ気をつけるだけで連動して改善するなら、これほど素敵なことはありません。
また、それを意識した後にテレビで話している人たちの声を聞くと、少しエッジの効いた声で話しており、それがその人の声の個性になっているんだろうなと感じました。
根本的に、あまり目立ちたくない地味な性格があるので、それが声に出ていたんだろうなと思います。それに反して、仕事や私生活では話すことは多いわけで、ちょうどいいところを探していければいいなと思いました。