競馬 ルメールの弱点探し

競馬コラム
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ルメール騎手は強いです。

ルメール騎手は、強い馬に乗り、そして勝つ。配当は付かない。だからあまり買いたくない。でも買わないと当たらない。そんな感じで、否が応でも気になる存在です。

なにか、ルメール騎手の弱点はないものでしょうか?

そう考えまして、今回、2018〜2020年の3年間、ルメール騎手が出走した重賞(G1・G2・G3)の単勝人気ごとの単複の結果をまとめました。

まず、3年間で重賞レースに190回出走していますが、その半数が1〜2番人気に推されています。そして結果についても、単勝も複勝も高い勝率を誇っています。すごいですね。

一般に、1番人気の単勝率が32.8%、複勝率が51.4%と言われていますので、同じ1番人気でも違いがあることが分かります。

しかし、あまりに人気なので、回収率は100円を下回っています。つまり、ルメール騎手の1番人気や2番人気の単複だけを買い続けると、赤字になるということです。

ただ、勝率はかなり高いため、ルメール1番人気を1着固定にして馬単や三連単を買うという選択肢は有効かもしれません。

また、人気に関わらず、まんべんなく複勝率も高いことから、三連複の軸に最適です。出走したら必ず入れるくらいに考えたほうがよいレベルです。

一方で、3番人気以下ですが、人気が落ちても勝率が高いのはすごいとしか言いようがありませんが、複勝より単勝のほうが回収率はよい傾向です。おそらく、ルメール騎手の安定感で、1着は無理でも3着以内には入るだろう、という判断の人が多く、オッズが下がっているのでしょう。

つまり、ルメール騎手が3番人気以下のときは、複勝や三連複ではなく、思い切って単勝や三連単1着固定にしたほうが、いい結果につながりそうです。

・・・というわけで、弱点を探すつもりが、結局ルメール騎手がすごいことが知れただけでした。困りましたね。頑張れ日本人ジョッキー。

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