円周率は、3.14159265358979323846264338327950288419716939937510562803・・・と延々と続く数値であり、その無理数の魅力に惹かれた人は、少からずいらっしゃると思います。
円周率はなんぞや、という話ですが、直径×円周率が円周であることから、直径1の円の円周が3.14ということになります。
正方形(正4角形)の外周は、2.82842712475。
6角形の外周は、3。
8角形の外周は、3.06146745892。
16角形の外周は、3.12144515226。
32角形の外周は、3.13654849055。
64角形の外周は、3.14033115695。
128角形の外周は、3.14127725093。
256角形の外周は、3.14151380114。
512角形の外周は、3.14157294037。
1024角形の外周は、3.14158772528。
2048角形の外周は、3.14159142151。
4096角形の外周は、3.14159234557。
8192角形の外周は、3.14159257658。
以降、3.14159263434。
3.14159264878。
3.14159265239。
ゆくゆくは、円に近づき、円周率に近づくという理屈です。
「円周率は約3です」という極論においては、正6角形が3ですから、円と正六角形を同じく見ていることになります。
なんならば正方形でも2.8ですから、約3になるわけで、正方形ですら円と見ていることになります。
ただ実際は、ゆとり教育でも、しっかり3.14と教えていたらしく、「ゆとり教育で円周率を約3と教えているのはけしからん」というのはガセだったようです。
「約3」の話はともかくとして、円周率の数値を中途半端な数字と見るか、円周率を基準とするかという考え方があります。
たとえば、1ドルが132.45円といった中途半端な値だったとしても、1ドルは1ドルで、きりがいいわけで、円周率を通貨の1とすれば、それを基準とした世界もあるということです。
どちらかというと、円のほうが見た目にも美しく、むしろ本来はそちらを基準にすべきかもしれません。
円周率は、そんな魅力的な数値です。
ちなみに、値としては、約3です。