競馬の予想は、大きなレースほど本気になって、時間をかけてしまうものです。
私も、気がついたら一日中予想をしていて、時間にしたら8時間くらいはかけていた、ということもあります。
それだけさんざん予想に時間を使っておいて、まんまと負けるわけですが。
勝ち負けはともかくとして、一応は当たることを見越して予想しているわけですから、当たったときには少なくとも元は取れなければいけません。
3000円かけたら3010円以上勝たないと、元は取れません。
さらに言えば、予想に費やした時間のぶん、働いていたとしたら、いくら稼げていたかも考えたら、もっと稼がないといけないことになります。
いや、私ももちろん、単なる趣味で、暇つぶしでやっているだけなので、そこまでシビアに考えるタイプではありませんけどね。
仮にというやつです。
先ほどの話でいうと、予想に費やした時間が8時間だとして、時給1000円のバイトで働いたとすると、諸経費を無視して単純計算で、8000円になります。
つまり、8時間の予想をして、競馬で勝ったと言うためには、馬券では元を取ったぶんよりも、さらに8000円を稼がないといけないことになります。
元手が2000円であれば、10000円。回収率500%。
元手が5000円であれば、13000円。回収率260%。
元手が8000円であれば、16000円。回収率200%。
元手が少ないほど、オッズが高い馬券をうまく当てて、回収率を上げないといけないので、当たりづらくなり、もっと言えば、そのレースで買うこと自体を諦めないといけなくなる場合もあります。
逆に言えば、予想に使う時間を減らすというアプローチもあります。
予想に8時間も使うから大変なのであって、1時間で済めば、時給にして1000円です。
プラス1000円だけ上回れば、元が取れることになります。
要するに、無尽蔵に時間を費やして予想するのではなく、限られた時間で予想するのが、いろいろとよいのではないかというのが、月なみな結論でございます。はい。