最近、ブックオフに行って、200円コーナーを漁っていたところ、競馬の本があったので、買ってきました。
卍さんという、知る人ぞ知る競馬予想家の人の本で、5年前くらいの本です。
読むと、内容が分かりやすく、よく理解できました。というのも、なんとなく私の考えかたと近い感じがしたからです。未熟な予想をしていて、とてもおこがましいですが。
どういう人気が狙い目か、コースや前走レースの影響に偏りがあって、みんなが気づいていないポイントがないかなど、過去に私が自分で分析したものと近いものがありました。
オッズで予想してもしかたない、という意見がある一方で、オッズが配当金が決まります。馬券は、人気過多を見抜いて、それを避けて買うことが大事だと言います。オッズの歪みを狙うなら、単勝より、ワイドや三連複のほうがよさげだと言います。
それらはなんとなく私も感じていたことです。
違うところもありました。まず、短期的に考えるか、長期的に考えるかのところです。卍さんは、的中率回収率の高い馬券を、自分を信じてひたすら長期的に買いますが、私は毎回当てたくてしかたありません。
結果的には、年間の収支をつけているので、実質は長期的にも見ていることになり、年間プラスになればいいかな、とも思っていますが、それでも私の場合は、毎回予想が当たってほしい、デカい当たりが来てほしいという気持ちが強く出てしまいます。
卍さんいわく、10回に1回の確率で、当たったときには10.1倍のオッズで必ず当たることが分かっていれば、買い続ければ10回に1回当たり、必ずプラスになるわけですが、その10回のうち9回のハズレを我慢できるか、ということです。
それがなかなかできないので、馬券が当たったか当たらないかではなく、自分の予想ができたかできなかったかに落とし込んでいるわけです。ある意味言い訳に近いですが・・・
そして、卍さんは、卍指数という独自の数値を使って予想をしています。自分用の指数を作るという発想は重要で、それも人のものを使わず、自分用の指数を作ることが大事です。
買い目についてはあまり書かれていませんでしたが、的中率と回収率、資金とのバランスで決まるんじゃないかと思います。
なんとなく、予想の方向性が近い人がいると、方向性は間違ってないかなと安心します。