三連単は人気寄りで買い、穴も含めて買うなら三連複のほうがよい、という話を聞いたので、整理して書き残しておきます。
まず、予算の問題です。
予算がたんまりあれば、三連単も穴も含めて買ってもいいのですが、穴含みの三連単はなかなか当たらない上に、投資金額が高いので、つらく長い戦いになりますね。
来年の予算をどうするかは考え中ですが、穴馬も入れた5頭三連単ボックス60点なんて買い続けていたら、1ヶ月でおこづかいが底をついてしまいます。
フォーメーションで買い目を減らそうと、5頭のうち2頭を3着のみにしても、18点までしか減りません。
三連単は、元々当たらない上に、穴を含めるともっと当たらないというのが、1つ目の理由です。
次に、オッズの問題です。
三連単で穴馬を含めて買ったときのオッズは、割に合わないのでもったいない、というのです。
どういうことかというと、たとえば先週の有馬記念で、1-2-18番人気の三連単を買うとします。
単勝10 1番人気 3.6
単勝 5 2番人気 5.2
単勝 3 18番人気 193.2
三連単 1-2-18番人気 3417.6
三連単 18-2-1番人気 19864.2
単勝は、1着に入る馬を当てる馬券です。そのオッズは、その馬が1着に入るのがどのくらい難しいかを示したバロメーターでもあります。
単勝1番人気と18番人気を比較すると、50倍以上の開きがあります。それだけ、18番人気が1着になる確率は低いということです。
一方で、三連単のオッズを見てみると、1-2-18番人気の組み合わせで一番安いオッズと、一番高いオッズを比較しても、約6倍にしかなりません。
18番人気の馬が1着になるのは、1番人気の50倍難しいはずなのに、配当は6倍にしかならないというわけです。
こうなる理由は、1着固定などで買い目を減らす人はいるものの、ボックス買いをする人が多く、勝てる確率以上に穴の馬券が買われていて、必要以上にオッズが下がっているからだといわれています。
そういった理由で、三連単は夢があるものの、当たりにくく、オッズも高そうに見えてあまり美味しくない、ということで、穴含みの三連単はオススメできない、というわけです。
ただ、人気寄りであれば、三連複では安くても、三連単は高くつくケースがあり、狙う価値があります。
来年も予算はあまり取れないと思いますので、三連単を狙うなら人気寄りにして、穴は三連複で狙っていこうかなと思っています。