いろいろデータを取っていると、2番人気は選ばない、などという暴挙はやはり望ましくないことが分かってきます。
そのときそのときの出走馬によって、2番人気が来そう、といったことはあるので、選択馬の範囲を狭めたいと言っても、バッサリ切るわけにはいきません。
そこで参考にしようと思うのが、以前も少し試したことがある、「1番人気のオッズ」です。


1番人気のオッズが低いほど、1番人気の来る確率が高くなるのは分かりますが、2番人気以下も確率が高めになっています。1番人気寄りにギュッと圧縮している感じです。
これを利用して、ゾーン買いの範囲を設定しよう、というわけです。
ところが、これには罠があります。たとえば、1〜6番人気の馬がからむ確率がとても高いからといって、1〜6番人気のボックスで買えば当たるかというと、当たらないのです。
あくまでも、馬券にからむ3頭の中に入る可能性が高いというだけであって、その馬だけで決まるわけではありません。
実際にシミュレーションしてみると、1-2-11番人気とか、1-3-15番人気とか、2-3-8番人気とか、1〜3番人気の馬が多く来てはいるけれども、もう一頭が穴馬、というパターンが多いわけです。いままで感じていた傾向と同じです。
そうなると、ゾーンで買って、2頭入って、もうすぐ当たりそうと思いきや、結局はヒモの穴馬を入れずに外していたわけで、これをなんとかしないと当たらないということになります。
なんかふりだしに戻った感じですね・・・
ただ、それがわかったということは、対策も立てられます。5頭ボックスや6頭フォーメーションでは捕まえられないことがわかったので、ゾーンを参考にしながら軸をしぼって、ヒモを増やします。
馬連やワイドで抑えていってもいいですが、ここは三連複2頭軸で狙います。
軸は人気のあるほうから見ていって、人気寄りで選び、ヒモは穴側にします。ヒモに人気側は入れません。たとえば、1番人気を選んで、2〜3番人気は見合わせ、4番人気を軸に選んだとき、2〜3番人気をヒモに入れるといったことはしません。
なおかつオッズを見て、軸の2頭のワイド1000円よりつくように気をつけます。
軸の2頭選びでは、1〜4番人気のワイドBOXが的中率101%と、100%を超えます(ワイドは3点当たるため最大300%)。1〜6番人気だと170%です。
このあたりから2頭選んで、ヒモに流す、という作戦がよさそうです。なんとかうまくいってもらいたいものです。