この土日は、GWで外出が多かったのもありますが、なんか競馬に集中できませんでした。
でも集中できたからといって、勝てたかというと、そうでもありません。
なぜなら、予想の軸ができていないからです。2頭軸だけに。なんちゃって。
・・・小気味いい冗談はともかく、時間があってもなくても、ある程度精度の高い予想をするためには、予想の軸というか、方針が固まっていたほうがいいのは確かだと思います。
それが最終的には「勘」だったりもするのですが、それはホントの最後の最後であって、その手前のところで、どうやって軸を選ぶかというところです。
過去に何回か出ている考え方として、1〜6番人気から選ぶようにする、というものがあります。
さんざん統計を取っているように、1〜6番人気から2頭を選び、ヒモで穴を狙えば、当たりやすく、ある程度高い配当が得られます。
この土日のレース結果は以下でした。
・2-5-8番人気 21060円 軸2-5
・1-2-10番人気 2540円 軸1-2
・2-3-7番人気 9880円 軸2-3
軸1〜6番人気と穴の組み合わせでしたので、理論的には成立しています。
ただ、なんとなくためらってしまうのは、やはり人気というのは単なる順位であって、6番人気までを残して7番人気以下をバッサリ切っていいのかというのがあります。
また、1〜6番人気の6頭に絞ったとしても、1番人気と6番人気を同列に見て均等に評価すべきなのか迷うところもあります。
軸として選ぶ馬の範囲は絞るにしても、人気順位だけではなく、より細かく人気を見て、強弱もつけながら評価したいと思うわけです。
すなわち、単勝オッズです。
以下は、馬の単勝オッズごとに複勝を買ったときの、的中率もろもろです。重賞1376レース(10年ぶん)のデータです。人気寄りの部分は、該当レースが足りなかったので、1376レース相当に換算してあります。
右側にあるのは、単勝オッズと人気順位の対比表です。太字はその人気の平均オッズです。
複勝で、レース的中率が90%を超えるのは、1.0〜7.9のところです。すなわち、8倍までのオッズの馬を選べば、9割の確率で馬券にからむことになります。
ただ、そこから右のほうに目を移すと、目/R は173%とあります。つまり、馬券にからむ3頭のうち、ほぼ来るのは1頭まで(たまに2頭以上も来る)ということになります。
目/R が200%を超えるのは、10.9〜11.9の間です。なので、オッズ一桁では安心できず、11倍くらいまで見たほうがいいということになります。
もちろん、範囲を広げれば広げるほど安心ではあるのですが、それだと意味がありません。どのあたりにするか。
試しにこの土日のレース結果を見てみます。
○京新 2-5-8 4.4 - 9.6 - 17.7
○Nマ 1-2-10 2.9 - 2.9 - 28.5
○新大 2-3-7 5.4 - 6.4 - 15.9
これだけだと心もとないので、もう少し過去のレースも見てみます。
○ダイ 1- 2- 3 2.6 - 3.1 - 5.0
○シル 1- 2- 3 2.9 - 3.3 - 5.3
○オー 1- 2- 3 3.3 - 4.0 - 8.7
○東海 1- 2- 4 2.0 - 5.5 - 8.1
○金鯱 1- 2- 6 1.9 - 2.7 - 20.9
○マイ 1- 2- 6 2.4 - 3.1 - 16.6
○根岸 1- 2- 6 2.5 - 3.9 - 14.1
○阪大 1- 2- 6 3.2 - 3.3 - 12.8
○桜花 1- 2- 7 3.5 - 4.3 - 14.6
○愛知 1- 2- 8 2.0 - 6.3 - 20.9
○フラ 1- 2- 8 3.3 - 3.7 - 24.8
○Nマ 1- 2-10 2.9 - 2.9 - 28.5
○京牝 1- 2-16 2.8 - 3.8 - 269.0
○阪牝 1- 3- 4 1.7 - 9.0 - 9.1
○クイ 1- 3- 4 3.1 - 4.3 - 5.2
○新春 1- 3- 4 4.1 - 5.9 - 5.9
○ユニ 1- 3- 5 2.8 - 7.3 - 10.6
○アン 1- 3- 5 2.9 - 5.5 - 8.9
○京金 1- 3- 8 5.4 - 6.2 - 16.5
○京記 1- 3- 9 2.2 - 4.0 - 82.9
○NZ 1- 3- 9 3.2 - 4.7 - 37.5
○阪急 1- 3- 9 3.4 - 5.1 - 24.7
○シン 1- 3-17 2.8 - 4.9 - 207.6
○毎日 1- 4- 5 2.9 - 7.9 - 9.4
○共同 1- 4- 9 2.5 - 6.6 - 151.2
○スプ 1- 4- 9 2.9 - 7.3 - 25.3
○アー 1- 4-15 3.2 - 6.6 - 176.0
○天春 1- 5- 6 2.8 - 8.8 - 27.5
○福牝 1- 5- 8 4.4 - 8.2 - 14.9
○日経 2- 3- 4 5.0 - 5.1 - 6.3
○AJ 2- 3- 5 4.4 - 6.5 - 7.6
○皐月 2- 3- 7 4.8 - 6.1 - 15.8
○新大 2- 3- 7 5.4 - 6.4 - 15.9
○大阪 2- 3-11 5.5 - 6.0 - 40.0
○フロ 2- 4- 6 4.0 - 8.9 - 10.2
○青葉 2- 4- 7 4.5 - 7.7 - 12.7
○マー 2- 4- 7 5.9 - 7.5 - 11.4
○高松 2- 5- 6 5.4 - 9.6 - 9.6
○京新 2- 5- 8 4.4 - 9.6 - 17.7
○ダ卿 2- 5- 8 6.1 - 7.8 - 14.5
○小大 3- 4-10 5.8 - 6.6 - 18.8
○中牝 4- 5- 6 7.5 - 8.8 - 9.4
42
▲ファ 1- 5- 7 2.3 - 12.3 - 13.6
▲京成 2- 5-10 3.0 - 11.5 - 47.0
▲フェ 4- 5- 6 10.6 - 12.6 - 14.0
3
✕きさ 1- 8-10 2.3 - 19.3 - 28.4
✕Fレ 1-11-12 1.8 - 35.2 - 42.2
✕弥生 3- 6- 9 3.5 - 34.9 - 76.6
✕東新 4- 7- 8 8.4 - 33.8 - 35.3
✕中山 4- 7-10 10.0 - 16.1 - 35.6
✕中金 5- 6- 8 7.8 - 11.1 - 15.4
✕チュ 5- 9-15 9.7 - 36.3 - 154.3
✕フェ 5-11-13 13.0 - 38.0 - 48.2
8
2024/1/6〜5/5
このように見ると、3月までさかのぼった53レースで、軸の2頭が一桁オッズになっているのが42レース(79%)。該当しなかったのが11レース(21%)でした。
というわけで、軸の2頭は、人気順位問わず、頭数問わず、まずは「一桁オッズ」の中から2頭を選ぶことにします。
ちなみに、オッズが一桁の2頭で決まったレースを見ると、軸の2頭は1〜5番人気でした。6番人気まで広げると、10倍を超えてしまいますが、5番人気ならセーフです。ラインは「5番人気」のようです。
そこで、10倍を超えている1〜5番人気▲も入れてみると、45/53(85%)になります。なかなか高い数値ですね。
5頭から2頭を選ぶ確率は1/10(10%)ですので、85%とかけると8.5%です。完全ランダムでも8.5%ですから、これを精度を高めていけば当たることになります。
範囲を広げたとしても、5番人気までということになります。
そんな具合で、これでうまく軸を選べたらいいかなと思っています。