前回、このような作戦を立てました。
■選択馬
◎ 人気薄 1頭
▲ 人気馬 1頭
■買い目
複勝 ◎ 1点
ワイド ◎-▲ 1点
複勝を買うなら、人気薄がいい、という考え方です。
ところが、シミュレーションのため、複勝のデータを取ってみたところ、意外な結果が出ました。
複勝の人気ごとの的中率、平均、回収率のデータです。
今回、複勝のデータを、ワイドや三連複の予想に使うのではなく、ダイレクトに複勝の馬券に利用しようとしています。その場合、的中率だけでなく、回収率も大事になってきます。
人気寄りを見てみると、やはり的中率が高い。逆に配当は安い。ふつうであれば、そのまま回収率も下がるかな、というところですが、80%以上と、なかなかの数字。
逆に、5番人気以下の回収率が70%台と、もう一つ。人気が下がるごとに回収率も下がっています。12番人気と18番人気だけ異常値なのはひとまず置いておくとして、人気が下がるほど配当は上がるのに、回収率は下がる傾向になっています。
人気寄りのほうが回収率がよいのはなぜかを考えてみると、おそらく、オッズに反映されるみんなの想定よりも的中率が高い、または配当が高いことが考えられます。
複勝オッズ1.1倍とかだと、なかなか買う気になれませんが、来る確率が99.5%だとしたら、1.1倍でも元が取れます。そのオッズの価値以上に的中率が高ければ、回収率は高まる計算です。
逆に人気薄のほうは、あまり的中しないわりには、オッズが必要以上に安くなっていると考えられます。みんな人気薄の馬が馬券にからむことを夢見て、複勝が買われているのでしょう。
そこで、まだ何も始めていない段階ですが、さっそく方針を変えたいと思います。
■選択馬
◎ 人気馬(1〜4番人気、1.2倍以上) 1頭
▲ 人気薄 1頭
■買い目
複勝 ◎ 1点
ワイド ◎-▲ 1点
複勝を900円、ワイドを100円買うとして、複勝のオッズ1.1倍だと、900円買って当たっても、990円でトリガミになります。最低でも1.2倍以上が必要。1.3倍なら安心。
そこだけ気をつければ、ワイドを買うときに選ぶ人気薄のほうは、少し無茶しても大丈夫。
トータルではだいぶ配当は安くなるでしょうが、練習だと思って、まずは的中を目指したいと思います。