神社 都農神社

宮崎県にある都農神社について、メモしておきます。

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概要・見どころ

都農（つの）神社は、日向国の一宮であり、式内社であり、別表神社です。江戸時代まで、「宮崎宮」「宮崎社」とも呼ばれた神社です。

祭神は、大己貴命。ただし、地元の神様を置き換えた可能性もあり。

即位前の神武天皇が宮崎神宮を出発し、途中のこの地で国土平安、海上平穏、武運長久を祈念したのがはじまりとのこと。

かつては大きな敷地を誇る大社でしたが、1578年の争乱により、社殿や神宝、文献などが焼かれてしまい、規模は縮小しました。御神体はなんとか避難させて無事だったとのこと。

九州はどちらかというと天皇家系統の神様が多くいますが、なぜか大己貴命が祀られている都農神社。面白い説としては、物部氏系の勢力が都萬神社〜都農神社のエリアにあり、その神様をここに祀ったという話。

当初は国津神の勢力のほうが強くて、追いやられつつ都農神社に残ったという話。なんならば、神武天皇以前のニニギノミコトやコノハナノサクヤビメたちも物部系であったと唱える人もいるようで。やや不自然さが見られる日本神話ですから、ありえる話です。