PukiWikiについて

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mim-jp内では、いくつかのページで、「PukiWiki」を利用させていただいています。
ここでは、簡単にPukiWikiの概要、いいところについて書きます。

 

PukiWikiとは
PukiWiki公式サイト

PukiWikiは、会社や個人でWebサイトを制作しているかた向けのWebプログラム(PHPで書かれたCGI)です。
PukiWikiは、フリーのWikiシステムです。
利用許諾下で、無料でダウンロード、自由利用が可能です。

プロバイダーやレンタルサーバーなどで自作のWebサイトを作ったことがあるかた、 さらに掲示板やカウンター等のフリーのCGIを設置したことがあるかたであれば、 比較的手軽に設置ができると思います。
(設置に関するサポートはできませんが・・・)

PukiWikiは、本来はWikiシステムであり、不特定多数の人が自由に編集できるところが特徴ですが、 特定の人のみ編集できるようにも設定できるので、個人用のサイトを作ることもできます。

 

PukiWikiのいいところ
編集がしやすい部分は、ブログに近い部分もあります。

●無料で入手できる
無料というのはリスクが低く、導入にあたっての抵抗感が少ないです。
開発者、有志の皆さんに感謝です。

●コンテンツをWebブラウザから編集ができる
一度サーバーに設置をすれば、Webブラウザを使って、修正、新規作成などの作業ができます。

●サーバー側は、PHPが使えればよく、SSIは不要
最近のWebサーバーであれば、たいてい利用できます。

●スマートフォンからもページが更新できる
Webページの作成は、通常はパソコンが必要になりますが、 Webブラウザを使って編集ができるため、スマホでも編集作業が可能です。
そのため、外出先や電車の中、手の空いたときにいつでも更新ができます。

●パソコン向け、スマホ向けの表示がある
パソコン向けだけでなく、スマホで見やすいページに自動で切り替えられます。
私の中では、この部分が結構大きかったです。

●編集できる人を制限できる
デフォルトでは、誰でも編集できるようになっていますが、パスワードにより、 編集できる人を制限する機能があります。
そのため、個人のWebサイトとして作っていくこともできます。

●作成したページを検索する機能がついている
作成したページの全文検索ができます。
AND検索、OR検索ができます。
これにより、簡易的なデータベースとしても利用できます。

●コンテンツ間のリンクがしやすい
Wikiシステムの特徴になりますが、自分のサイト内にある別のページにリンクで飛ぶ際に、 文法により短く書くことができます。
また、自動でインデックスを作成したり、そのページにリンクを張っているページの一覧を作成したりと、 専用システムならではの便利な機能があります。

●アクセスカウンターがついている
アクセスカウンターは、一から設置しようとすると面倒な場合がありますが、 PukiWikiではカウンター機能が標準で備えられています。
また、特定のページだけではなく、すべてのページでアクセス件数が自動で記録されています。

●画像やファイルのアップロードができる
画像やファイルをサーバーにアップロードして、ページ内で画像を表示したり、 ファイルをダウンロードしてもらえるようにファイルを置いたりできます。

●自動バックアップ機能がついている
ページを自由に編集したあと、編集しすぎたので元に戻したいとか、 一度消したページを復活させる、といったことができます。

●既存ページを複製してページが作成できる
レイアウトや内容が似たページをもうひとつ作りたいと思ったとき、 既存のページを複製して、それを元に新しいページを作ることができます。
新規ページを作る効率が上がります。

●有志による支援情報、プラグインが提供されている
PukiWikiは、利用ユーザーが比較的多く、設置作業、記述文法、トラブルの対処など、 ネットで検索するといろいろ出てくるため、かなり助かります。
また、プラグインと呼ばれる、機能だけをまとめたファイルが公開されており、 それをダウンロード、所定のフォルダに入れるだけで、機能が追加されます。

●ページそれぞれが検索サイトでヒットする
CGIによるWebページの場合、コンテンツが複数あっても、 検索でそれぞれがヒットするページが作成できない場合があります。
PukiWikiで作成したコンテンツは、それぞれが検索でヒットするようになっています。

●備忘録、情報集の作成に向いている
私の趣味嗜好では特に、情報を収集したり、整理してまとめたりして、 自己満足を得るパターンが多いです。
そのため、PukiWikiのしくみが私に合っています。

 

PukiWikiの少し困るところ
●最初は文法を覚えるのが大変
他のWikiシステムでも同様かと思いますが、すべてWebブラウザで編集する関係で、独特の文法があり、それをある程度覚えなければ、編集ができません。
文法は、公式ページや、他の有志のかたの説明ページ等で学ぶことができます。

●設置作業が少し難しい
説明書きどおりに行えばいいのですが、FTPサーバへのアップロードや、 アクセス権限の変更などが未経験の人には、少し難しいかもしれません。

 

まとめ
掲示板、ブログに似ていますが、新規作成、編集、削除などの作業で自由度が高く、 Wikipediaのような辞書、情報ページを作るのに向いています。
ご自身のWebサイトをお持ちのかたで、コンテンツのページをhtmlファイルでコツコツ作っている感じのかたは、もしかしたら作業がはかどるようになるかもしれません。
無料ですので、ぜひ一度試してみてください。

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