いろいろメモ



「社にほへと」

携帯ゲームで「社にほへと」というゲーム

Y染色体の話

朝のNHKの情報番組で、Y染色体により、男系の祖先をたどれるという話題を取り上げていて、つい夢中になって観て、いつもの電車に乗り遅れてしまいました。

私は大昔の人類とか、日本人の祖先などに興味がありまして、少し前に、「ミトコンドリアDNA」により祖先をたどるという本を読みました。
それによると、日本人は西のアジアと、北のシベリアと、南のポリネシアからきた人たちのミックスということがわかり、それにより縄文人と弥生人の入り方、稲作の入り方などとの関連性もわかってきました。

しかし、ミトコンドリアDNAは、女系をたどることしかできないという注意点があります。 ミトコンドリアは、母親から子供へ受け継がれますが、原理上、後に継げるのは女性だけです。
つまり、母親から娘、その娘が母親になって、さらに娘という、女系のつながりだけしかたどることができないのです。
ただそれでも、10万年前には少なくとも人類は存在していたことがわかり、人類の移動の足跡をたどることができるようになったわけです。

その、男系バージョンが、Y染色体DNAです。
こちらは今度は男性にしか継がれず、父親から息子へ、その息子が父親になって、さらに息子へ、という男系のルーツのみになります。
これをさかのぼることができれば、こちらも人類のルーツを探る手がかりになります。

それによると、日本人男性のY染色体は、DタイプとOタイプと呼ばれるものがほとんどを占めており、Oタイプは中国や韓国といった大陸にも多いことから、大陸系の弥生人、Dタイプは大陸にはほとんど見られないことから、それより古く、別ルートで日本に入ってきた縄文人ではないかと推測できるわけです。
そして、そのDタイプのDNAを現在持っている人がいる国が、チベット、中国の少数民族、グアム、インド沖の島だそうで、南国系からの渡来か、シベリア経由で来たと考えられるので、こちらは今までのルーツに関する情報ともほぼ一致し、信憑性が高まる結果となったわけです。

歴史学や考古学に加えて、遺伝子学的にも、今まで存在した説と似たような結果になるというのは、だいぶ歴史の真実に近づいているような気がして、とても面白いですね。


ご朱印

今のところ私は、ご朱印集めはしていません。
神社に行った記念として写真を撮ったり、おみくじを持って帰ってきたりして、記念にしています。


ご朱印の起源は、室町時代~江戸時代の納経帳にあるとのこと。
いろんな説があるようですが、こちらのページには詳しく載っていると感じました。
https://blog.goshuin.net/origin/



トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS