いろいろメモ



社にほへと

艦隊が擬人化された「艦これ」をはじめ、今はなんでも擬人化して萌えにつなげることが流行っているようですが、ついに神社が擬人化されたゲームまで出る時代になりました。
「社にほへと」(やしろにほへと)というゲームです。

2017年春に発表、開発中の段階から注目を集めていました。
サービス開始前からテレビCMまで打って、その意気込みも高いものでした。
2017年夏のリリースが予定されていました。

ところが、同年9/11、提供元から、開発を中止したと発表されました。
理由として「正式サービスを行うためのクオリティーの確保と、お客さまへの安定的なサービスの提供に支障があると最終的に判断した」とのコメント。
「社にほへと」は幻のゲームとなりました。

話によると、神社を題材にして擬人化したするところまではまだよいとしても、大吉や凶などで神社を勝手にランク付けしてしまったらしく、中止になった背景には神社本庁の圧力があったとか、なかったとか。

確かに、石清水八幡宮が凶とは・・・。
神社本庁に関わっている人は不快でしょうねえ(苦笑

今となっては企画倒れになった、そのゲームの中で取り上げられていたキャラクター(モチーフになった神社)を確認しました。

北海道 函館八幡
秋田県 太平山三吉神社
宮城県 竹駒神社
福島県 開成山神社
群馬県 妙義神社
茨城県 鹿島神宮
埼玉県 三峰神社
千葉県 香取神宮
神奈川県 鶴岡八幡宮
長野県 諏訪大社
石川県 白山比咩神社
三重県 猿田彦神社
京都府 伏見稲荷神社
京都府 八坂神社
京都府 石清水八幡宮
奈良県 春日大社
大阪府 住吉大社
広島県 厳島神社
香川県 金刀比羅宮
愛媛県 石鎚神社
宮崎県 鵜戸神宮
沖縄県 波上宮

どういう基準でチョイスされたのかも、謎が残りますね。
ここにない神社は、期間限定のレアキャラとか、課金をしないと出てこないとか、いろいろあとのほうに控えていたのかもしれませんね。


Y染色体の話

朝のNHKの情報番組で、Y染色体により、男系の祖先をたどれるという話題を取り上げていて、つい夢中になって観て、いつもの電車に乗り遅れてしまいました。

私は大昔の人類とか、日本人の祖先などに興味がありまして、少し前に、「ミトコンドリアDNA」により祖先をたどるという本を読みました。
それによると、日本人は西のアジアと、北のシベリアと、南のポリネシアからきた人たちのミックスということがわかり、それにより縄文人と弥生人の入り方、稲作の入り方などとの関連性もわかってきました。

しかし、ミトコンドリアDNAは、女系をたどることしかできないという注意点があります。 ミトコンドリアは、母親から子供へ受け継がれますが、原理上、後に継げるのは女性だけです。
つまり、母親から娘、その娘が母親になって、さらに娘という、女系のつながりだけしかたどることができないのです。
ただそれでも、10万年前には少なくとも人類は存在していたことがわかり、人類の移動の足跡をたどることができるようになったわけです。

その、男系バージョンが、Y染色体DNAです。
こちらは今度は男性にしか継がれず、父親から息子へ、その息子が父親になって、さらに息子へ、という男系のルーツのみになります。
これをさかのぼることができれば、こちらも人類のルーツを探る手がかりになります。

それによると、日本人男性のY染色体は、DタイプとOタイプと呼ばれるものがほとんどを占めており、Oタイプは中国や韓国といった大陸にも多いことから、大陸系の弥生人、Dタイプは大陸にはほとんど見られないことから、それより古く、別ルートで日本に入ってきた縄文人ではないかと推測できるわけです。
そして、そのDタイプのDNAを現在持っている人がいる国が、チベット、中国の少数民族、グアム、インド沖の島だそうで、南国系からの渡来か、シベリア経由で来たと考えられるので、こちらは今までのルーツに関する情報ともほぼ一致し、信憑性が高まる結果となったわけです。

歴史学や考古学に加えて、遺伝子学的にも、今まで存在した説と似たような結果になるというのは、だいぶ歴史の真実に近づいているような気がして、とても面白いですね。


ご朱印

今のところ私は、ご朱印集めはしていません。
神社に行った記念として写真を撮ったり、おみくじを持って帰ってきたりして、記念にしています。


ご朱印の起源は、室町時代~江戸時代の納経帳にあるとのこと。
いろんな説があるようですが、こちらのページには詳しく載っていると感じました。
https://blog.goshuin.net/origin/



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