#author("2017-05-24T07:46:03+09:00","default:Admin","Admin")
#author("2017-05-24T08:30:29+09:00","default:Admin","Admin")
つくりかけ~
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**個人メモ 二荒山神社について 2013.09.29 [#k16e099d]
二荒山(ふたらさん)神社は、栃木県に古くからある神社のひとつです。~
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栃木県にある二荒山神社は2社あり、それぞれの立地から便宜上「宇都宮二荒山神社」「日光二荒山神社」と呼んでいます。~
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どちらが本家か、どちらが古くからある神社か、などと優劣をつけるのは野暮かもしれませんが、歴史的な背景を妄想するのは楽しいことです。~
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''宇都宮二荒山神社''~
宇都宮にある二荒山神社は、宇都宮市の市街地のど真ん中にあります。~
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JRの宇都宮駅からは、西口を出て徒歩30分。~
東武宇都宮線の宇都宮駅からは徒歩10分くらいです。~
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パルコやドンキホーテ、宇都宮名物餃子のお店など、たくさんのお店、飲食店等が並び、買い物や食事に人が集まる賑やかな場所です。~
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そんなビルやお店がところ狭しと立ち並ぶところに、いきなりドーンと公園のような広い敷地が現れます。~
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入り口に10mくらいのデカい鳥居が、道路に面して立っています。~
参道を行くと階段があり、その小山の上に社殿があります。~
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★★以下、境内の説明★★~
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ちなみに、二荒山神社の一ノ鳥居に面した道路の反対側、歩いて30秒もかからない位置に、小さな神社があります。~
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一見、お地蔵さんの小屋か、バスの待合室か、という小さな建物ですが、こちらが元々、二荒山神社があった場所だそうです。~
向かいのお山に立派につくりなおしたわけですな。~
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地味ですが、二荒山神社を押さえるのであれば、こちらもぜひチェックしておきたいところです。~
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''日光二荒山神社''~
日光にある二荒山神社は、日光東照宮のすぐ隣にあります。~
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東武日光線の日光駅、またはJR日光線の日光駅で下車し、のんびり歩いて行くか、バスやタクシーを使うかになります。~
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バスは、観光地のわりには本数が少なく、観光客が多いと乗りそびれることがあります。~
面倒なので、帰りはタクシーを使っちゃうほうが楽です。~
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「日光」の地名は、二荒山の「二荒」を「ニコウ」と音読みしたのが由来とされていますが、なんかしっくりきません。~
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今では、日光の神社といえば、日光東照宮のほうが有名ですが、こちらのご祭神は江戸幕府初代将軍の徳川家康であり、徳川三代目の徳川家光が建てたものです。~
江戸時代に造られたものですから、かなり新しい神社です。~
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徳川家康の偉業を讃えるのはもちろん、江戸幕府が長く続くよう守り神となってもらうために、あるいは、偉大な人はたたり神になると怖いですから、災害などを起こされないように、といったことから、丁寧にお祀りされたものと考えられます。~
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そういった、社殿も豪華で見所も多い日光東照宮に比べると、二荒山神社はかなり地味な印象があります。~
しかし、歴史の面でいえば日光二荒山神社のほうが圧倒的に古く、むしろ東照宮は二荒山神社に守ってもらえるように、この立地を選んだと言ってもいいと思います。


二荒山(ふたらさん)神社は、栃木県に古くからある神社のひとつです。
正確には、ふたつです。
その二荒山神社の創建されたいきさつは、元はお寺の守護社だったとされます。

栃木県にある二荒山神社は2社あり、それぞれ「宇都宮二荒山神社」「日光二荒山神社」と呼ばれています。
日本に仏教が入り、かなり早い時期に日光にお寺が建てられたのですが、そのお寺が無事であるように、敷地内に二荒山神社が建てられたとあります。

どちらが本家か、どちらが古くからある神社か、などと優劣をつけるのは野暮かもしれませんが、歴史的な背景を妄想するのは楽しいことです。
しかし、個人的にはもっと古くから、縄文系(蝦夷)のフタラ神の信仰が存在し、その威光を借りて創建されたものと推測します。

二荒の意味には諸説あります。
●●いろいろ

●宇都宮二荒山神社
宇都宮にある二荒山神社は、宇都宮市の市街地のど真ん中にあります。
今のところ根拠はありませんが、個人的にはアイヌ語説を推したいところです。
ただし柿のはというのは微妙な気がします。

JRの宇都宮駅からは、西口を出て徒歩30分。
東武宇都宮線の宇都宮駅からは徒歩10分くらいです。

パルコやドンキホーテ、餃子店など、たくさんのお店、飲食店等が並び、買い物や食事に人が集まる賑やかな場所です。
二荒山神社のご祭神は、奥にそびえる男山と●●山です。
神体山です。

そんなビルやお店がところ狭しと立ち並ぶところに、いきなりドーンと公園のような広い敷地が現れます。

入り口に10mくらいのデカい鳥居が、道路に面して立っています。
参道を行くと階段があり、その小山の上に社殿があります。

★★以下、境内の説明★★

ちなみに、二荒山神社の一ノ鳥居に面した道路の反対側、歩いて30秒もかからない位置に、小さな神社があります。

一見、お地蔵さんの小屋か、バスの待合室か、という小さな建物ですが、こちらが元々の二荒山神社があった場所です。

向かいのお山に立派につくりなおしたわけですな。
二荒山神社を押さえるのであれば、こちらもぜひチェックしておきたいところです。


●日光二荒山神社
栃木県日光市山内2307
二荒山大神
(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称)
男体山(二荒山)、女峰山、太郎山
創建は767年

勝道 782年に創建
輪王寺




日光にある二荒山神社は、日光東照宮のすぐ隣にあります。

東武日光線の日光駅、またはJR日光線の日光駅で下車し、のんびり歩いて行くか、バスやタクシーを使うかになります。

バスは、観光地のわりには本数が少なく、観光客が多いと乗りそびれることがあります。
面倒なので帰りはタクシーを使っちゃうほうが楽です。

「日光」の地名は、二荒山の「二荒」を「ニコウ」と音読みしたのが由来とされていますが、ややこじつけくさいですな。


今では、日光の神社といえば、日光東照宮のほうが有名です。

ただし、こちらのご祭神は江戸幕府初代将軍の徳川家康であり、三代目の徳川家光が建てたものです。
徳川家康の偉業を讃えて、また江戸幕府が長く続くよう守り神となってもらうため、あるいは偉大な人はたたり神になると怖いですから、災害などを起こされないように、丁寧にお祀りしたわけです。


社殿も豪華で、見所も多い東照宮に比べて、二荒山神社はかなり地味です。

しかし、歴史の面でいえば二荒山神社のほうが圧倒的に古く、むしろ東照宮は二荒山神社に守ってもらえるように、この立地を選んだと言ってもいいと思います。


その二荒山神社の創建されたいきさつは、元はお寺の守護社だったとされます。

日本に仏教が入り、かなり早い時期に日光にお寺が建てられたのですが、そのお寺が無事であるように、敷地内に二荒山神社が建てられたとあります。

しかし、個人的にはもっと古くから、縄文系(蝦夷)のフタラ神の信仰が存在し、その威光を借りて創建されたものと推測します。

二荒の意味には諸説あります。
●●いろいろ

今のところ根拠はありませんが、個人的にはアイヌ語説を推したいところです。
ただし柿のはというのは微妙な気がします。


二荒山神社のご祭神は、奥にそびえる男山と●●山です。
神体山です。


●日光と宇都宮は、どちらが本家か

「二荒山」という名前からすれば、日光のほうが条件が揃っており、本家である可能性が高いです。

一方で、えんぎしきや風土記によると、二荒山神社はなに藩なになに村にあると書かれており、そちらでは宇都宮のほうが立地に合います。
その影響で、宇都宮が本家とされ、日光は村社に格下げされた経緯もあります。

ただ、宇都宮の二荒山神社が丘の上にあるからと言って、これをもって山っ言えるのかというと無理があります。


私の推測ですが、元はやはり日光のフタラ神の山岳信仰があって、地元豪族またはよそ者であるヤマト軍による宇都宮エリアの平定の際に、フタラ神を招いてしっかり祀る神社を建てて、地元神のご機嫌を取った(鎮護を願った)のではないでしょうか。

それとは別に、扱いは小さかったものの、元から日光の地元にあった関係で、カタチが整っている二荒山神社ができたと。

元は古くからのフタラ神で、それぞれ違うタイミングでできた2社ではないかと考えます。

なので、名前が全く同じなのは気になりますが、どっちが本家とかではなく、それぞれが本家ではないかと思います。


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