鹽竈神社

しおがま じんじゃ

鹽竈神社は、宮城県塩竈市にある神社です。
全国の塩釜神社の総本社です。

ここでは、鹽竈神社と、同じ敷地内にある志波彦神社(しわひこ じんじゃ)の二つについて書きます。

ポイント
・●●
・●●
・●●

データ


基本データ

電話022-367-1611
住所宮城県塩竈市一森山1-1
エリア塩竈エリア


交通手段

電車・バスJR仙石線 本塩釜駅下車
・表参道の石鳥居まで徒歩15分
・東参道の石鳥居まで徒歩7分
JR東北本線 塩釜駅から2キロ
クルマ三陸自動車道 利府中ICまたは利府塩釜ICから車で10分
仙台港北ICより車で約15分
駐車場無料300台
コメント


参拝

時間開門時間 朝5~夜20時
(博物館は要確認)
休業日なし(博物館は要確認)
料金参拝無料(博物館200円)
必要時間目安●●時間
名物●●
現地注意点●●


神社(塩竈神社)

祭神鹽土老翁神 武甕槌神 経津主神
神社系統塩釜系
創建不詳 奈良時代以前
社格式外社 陸奥国一宮 旧国幣中社 別表神社


神社(志波彦神社)

祭神志波彦神
神社系統●●系
創建●●時代 ●●年
社格式内社(名神大社) 旧国幣中社 別表神社


関連サイト
公式サイト 鹽竈神社
ウィキペディア 塩竃神社

訪問履歴




ご祭神とご利益について

祭神(鹽竈神社)
鹽土老翁神(しおつち おじの かみ)
武甕槌神(たけ みかづちの かみ)
経津主神(ふつ ぬしの かみ)

主祭神の鹽土老翁神は、古事記の「海幸山幸」の話で、山幸彦にアドバイスをする役で登場します。全国の塩釜神社で祀られています。
武甕槌神は茨城県の鹿島神宮、経津主神は千葉県の香取神宮の主祭神です。関東から東北へ人の流れがあったことを匂わせます。


ご利益
鹽土老翁神は、まず日本の国づくりを導いて調整役になったことから 国家安穏 東北鎮護 平和的解決 導き 交通安全 家内安全 塩の神様であることから お清め 浄化 製塩業の守護神 海の神さまであることから 漁業 海上安全 大漁祈願 港守護 潮の満ち引き おじいさんの神様であることから 知恵 長寿 また、関連性は分かりませんが 子授け 安産 子育て のご利益もあります。

志波彦神社の志波彦大神は、産業開発 農業守護 の神さまとして崇敬されています。

表参道の石段(男坂)は登るのが大変ですが、パワーをもらえそうです。


見どころ

神社以外では、海が見える景色がよく、日の出や日の入りの時間がよいとのこと。
桜の季節は桜が見事だそうです。


神社について

本殿の左宮に武甕槌神、右宮に経津主神が祀られています。鹽土老翁神は別宮に祀られています。
主祭神の鹽土老翁神が、本殿ではなく別宮に祀られているのが気になりますね。公式サイトでは、当時の権力者によって本殿の武神が崇められたが、別に本殿がメインで、別宮がサブというわけではなく、別宮は特別扱い(スペシャル)という意味である、としています(ちょっと無理があるかも?)。
一説では、鹽土老翁神を茨城県の息栖神社の祭神である久那戸神と同一視し、鹽竈神社を東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)と同じ構成と考える説もあるそうです。確かにそれなら、力関係的に鹿島と香取をメインに据えるのもうなずけます。

同じ境内に志波彦神社があります。別のところにあった神社を、明治時代に遷してきたそうです。現在、鹽竈神社の宗教法人としての正式名称は、志波彦神社鹽竈神社というそうです。

摂社・末社・祭り・文化財

歴史

写真

その他

近くの御釜(おかま)神社でも、塩土老翁神が祀られています。こちらには、塩土老翁神が使って塩の製法を教えたとされる神釜があります。この神釜が鹽土老翁神のご神体です。毎年7月には「藻塩焼(もしおやき)神事」が行われます。
この神釜の中の海水は、大雨でもあふれず、日照りが続いても枯れることがないといわれています。また、世の中でなにか異変があるときには、水の色が変わるとされています。

参考文献




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