#author("2018-10-13T11:58:02+09:00","default:Admin","Admin") *鹽竈神社 [#tfaca175] しおがま じんじゃ~ ~ 鹽竈神社は、宮城県塩竈市にある神社です。~ 全国の塩釜神社の総本社です。~ ~ ここでは、鹽竈神社と、同じ敷地内にある志波彦神社(しわひこ じんじゃ)の二つについて書きます。~ ~ ''ポイント''~ ・●●~ ・●●~ ・●●~ ~ **データ [#y86afb79] ~ ''基本データ'' |''電話''|022-367-1611| |''住所''|宮城県塩竈市一森山1-1| |''エリア''|[[塩竈エリア>../]]| ~ ''アクセス'' |''電車・バス''|JR仙石線 本塩釜駅下車&br;・表参道の石鳥居まで徒歩15分&br;・東参道の石鳥居まで徒歩7分&br;JR東北本線 塩釜駅から2キロ| |''クルマ''|三陸自動車道 利府中ICまたは利府塩釜ICから車で10分&br;仙台港北ICより車で約15分| |''駐車場''|無料300台| |''コメント''|| ~ ''参拝''~ |''時間''|開門時間 朝5~夜20時&br;(博物館は要確認)| |''休業日''|なし(博物館は要確認)| |''料金''|参拝無料(博物館200円)| |''必要時間目安''|●●時間| |''名物''|●●| |''現地注意点''|●●| ~ ''神社''(塩竈神社) |''祭神''|鹽土老翁神 武甕槌神 経津主神| |''神社系統''|塩釜系| |''創建''|不詳 奈良時代以前| |''社格''|式外社 陸奥国一宮 旧国幣中社 別表神社| ~ ''神社''(志波彦神社) |''祭神''|志波彦神| |''神社系統''|●●系| |''創建''|不詳| |''社格''|式内社(名神大社) 旧国幣中社 別表神社| ~ ''関連サイト''~ ・[[公式サイト 鹽竈神社>http://www.shiogamajinja.jp]]~ ・[[ウィキペディア 塩竃神社>Wiki:鹽竈神社]]~ ・[[鹽竈神社マップ(PDF)>http://www.shiogamajinja.jp/about/images/map.pdf]]~ ~ ''訪問履歴''~ ・~ ~ ~ #setlinebreak(on) //ここから改行コード不要 --------- -------- **ご祭神とご利益について [#e395adf8] ''祭神''(鹽竈神社) 鹽土老翁神(しおつち おじの かみ) 武甕槌神(たけ みかづちの かみ) 経津主神(ふつ ぬしの かみ) 主祭神の鹽土老翁神は、古事記の「海幸山幸」の話で、山幸彦にアドバイスをする役で登場します。全国の塩釜神社で祀られています。 武甕槌神は茨城県の鹿島神宮、経津主神は千葉県の香取神宮の主祭神です。関東から東北へ人の流れがあったことを匂わせます。 ~ ''祭神''(鹽竈神社) 志波彦神(しわひこの かみ) 志波彦神は、記紀には現れない神で、名前の由来は諸説あります。 志波(しわ)が塩(しお)に発音が似ていることから、鹽土老翁神と同一の神であるという説。 「しわ」には、端という意味があり、東北遠征の果てであり、境界線、道祖神のような意味を持っていたという説。 志波彦のほかに志波姫もいるので、地元ローカルの夫婦神という説。 天つ神と国つ神の分類において、国つ神の別名を志波彦と呼ぶという説などがあります。 ~ ''ご利益'' 鹽土老翁神は、まず日本の国づくりを導いて調整役になったことから ''国家安穏'' ''東北鎮護'' ''平和的解決'' ''導き'' ''交通安全'' ''家内安全'' 塩の神様であることから ''お清め'' ''浄化'' ''製塩業の守護神'' 海の神さまであることから ''漁業'' ''海上安全'' ''大漁祈願'' ''港守護'' ''潮の満ち引き'' おじいさんの神様であることから ''知恵'' ''長寿'' また、関連性は分かりませんが ''子授け'' ''安産'' ''子育て'' のご利益もあります。 志波彦神社の志波彦大神は、''産業開発'' ''農業守護'' の神さまとして崇敬されています。 表参道の石段(男坂)は202段もあり、登るのが大変ですが、いかにもパワーをもらえそうな感じですね。 ~ **見どころ [#eb8b9986] 神社以外では、海が見える景色がよく、日の出や日の入りの時間がよいとのこと。 桜の季節は桜が見事だそうです。 ~ **神社について [#k818f847] 本殿の左宮に武甕槌神、右宮に経津主神が祀られています。鹽土老翁神は別宮に祀られています。 主祭神の鹽土老翁神が、本殿ではなく別宮に祀られているのが気になりますね。 公式サイトでは、当時の権力者によって本殿の武神が祀られたが、別に本殿がメインで別宮がサブ、というわけではなく特別扱い(スペシャル)という意味であるとしています(ちょっと無理があるかも)。 一説では、昔からの地元の神様を祀る小さな神社に、あとから鹿島・香取の武神が立派に祀られることになったという話。 また別の説では、鹽土老翁神を茨城県の息栖神社の祭神である久那戸神と同一視し、鹽竈神社を東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)と同じ構成と考えるという話。 いずれにせよ、力関係的には鹿島と香取がメインに据えられるのは、なんとなくうなずけます。 同じ境内に志波彦神社があります。別のところにあった神社を、明治時代に遷してきたそうです。現在、鹽竈神社の宗教法人としての正式名称は、志波彦神社鹽竈神社というそうです。 ~ **摂社・末社・祭り・文化財 [#aa5e23e5] **歴史 [#dfed1829] **写真 [#aa48df44] **その他 [#sccc2268] 近くに御釜(おかま)神社という末社があり、そちらでも塩土老翁神が祀られています。 こちらには、塩土老翁神が使って塩の製法を教えたとされる神釜があります。この神釜が鹽土老翁神のご神体です。毎年7月には「藻塩焼(もしおやき)神事」が行われます。 この神釜の中の海水は、大雨でもあふれず、日照りが続いても枯れることがないといわれています。また、世の中でなにか異変があるときには、水の色が変わるとされています。 **参考文献 [#ub9331aa] -------- #setlinebreak(off)