#author("2017-04-23T18:10:23+09:00","default:Admin","Admin")
*莫越山神社 [#ud500ae0]
なこしやま じんじゃ~
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莫越山神社は、千葉県南房総市にある神社です。式内社である莫越山神社の論社の一つです。~
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&ref(./莫越山神社沓見_20170319_01.jpg,50%);
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''ポイント''~
・四国の阿波から千葉県の南房総に渡ってきた、忌部氏の祖先神を祀る~
・祭神が工匠の神であることから、大工職人などの信仰を集めるほか、自社で清酒造りが許されている神社の一つ~
・莫越山神社の二社で比較すると、神社の規模としてはこちらのほうが大きい~
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**データ [#h8f3baf7]
''神社''
|''祭神''|主祭神:手置帆負命 彦狭知命&br;配祀神:彦火々出見尊 豊玉姫命 鸕鶿草葺不合尊|''創建''|弥生時代 紀元前660年(神武天皇元年)|
|''系統''|忌部氏系|''社格''|式内小社 旧郷社|
|''ご利益''|工匠守護 家屋守護 日本敷物の祖神 安産育児 海猟海上安全|
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''鎮座''
|''エリア''|千葉県南房総エリア|''電話''|0470-28-5307|
|''住所''|千葉県南房総市沓見253|
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''交通手段''
|''電車''|JR内房線 南三原駅|''バス''|南三原駅から館山日東バス 館山方面行き 加茂原(おそらく現存)|
|''高速''|特になし 館山道を終点まで行って、一般道|''自転車''|なさそう|
|''アクセス''|国道沿いにあるので、クルマであれば大変行きやすい立地です。国道128号と410号の交差する地点のすぐ近くです。&br;バスの情報は自信がありません。|
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''現地''
|''施設''|駐車場あり 社務所は境内ではなく、麓の神主さんのお家へ|''必要時間''|30分|
|''名物''|-|''見どころ''|-|
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''関連サイト''~
・ウィキペディアの該当ページなし~
・[[寺社から見る安房の歴史>http://enjoy-history.boso.net/book.php?strID_Book=0604&strID_Page=001&strID_Section=17]]~
・[[記録のようなもの?>http://cork34.blog.jp/archives/1022116129.html]]~
・[[神社と古事記>http://www.buccyake-kojiki.com/archives/1061193279.html]]~
・[[延喜式神社の調査>http://www.geocities.jp/engisiki/awa1/bun/awa180202-02.html]]~
・[[にっぽん文明研究所>http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/49107/48309/66120958]]~
・[[ハナリンのみちのくLOHASライフ>http://ameblo.jp/ohanakeiko/entry-11150235518.html]]~
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//祭神は手置帆負命{たおきほおいのみこと}と彦狭知命{ひこさしりのみこと}。社伝では、その昔天富命{あめのとみのみこと}が阿波の忌部{いんべ}氏を率いて安房の布良{めら}に上陸して開拓をはじめた時、これに従っていた工人の小民命{こたみのみこと}と御道命{みちのみこと}の願いにより、その祖神2柱を祀ったのが始まりとされています。この二祖神は武具(盾)・祭具・建築の工匠として知られる神です。 祭神が工匠の守護神とされることから、江戸末期に江戸を中心に相次いで結成されるようになった大工職人や建築業者の講(祖神講)の信仰を集めました。一の鳥居や社殿など祖神講の寄進によるものが多くあり、境内には祖神講碑や参拝記念碑も残っています。現在の社殿は関東大震災で倒壊後の大正15年(1926年)に新築されました。本殿・幣殿・拝殿ともに神明造りで、千木{ちぎ}・高床・切妻・板校倉{いたあぜくら}・棟持柱{むねもちばしら}などに古代神社建築の特徴をとどめています。祭事は3月1日の祈年祭・7月9日の例祭・11月23日の新嘗祭{にいなめさい}があり、9月14・15日の鶴谷八幡宮祭礼には朝夷地区から一社だけ神輿を出祭します。また神事として神酒醸造神事や猿田彦の舞が知られています。

''訪問履歴''~
・2016年~
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**見どころ [#n8f7991d]
**神社・祭神について [#f36060dc]

''祭神''~
主祭神の手置帆負命(たおき ほおいの みこと)と、彦狭知命(ひこ さしりの みこと)は、忌部氏の祖先神です。~
近くにある安房神社に祀られている太玉命が忌部氏のルーツで、そこから各地の忌部氏に分かれました。~
・阿波忌部氏:天日鷲命~
・讃岐忌部氏:手置帆負命~
・紀伊忌部氏:彦狭知命~
・筑紫伊勢忌部氏:天目一箇神~
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こちらの莫越山神社には、讃岐忌部氏の手置帆負命と、紀伊忌部氏の彦狭知命が祀られています。~

・[[ウィキペディア 忌部氏>WikiPedia.ja:忌部氏]]~
・[[ウィキペディア フトダマ>WikiPedia.ja:フトダマ]]~
・[[ウィキペディア 讃岐忌部氏>WikiPedia.ja:讃岐忌部氏]]~
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''神社''~
自社で清酒の醸造が許可されている数少ない神社です。~
現代では酒造法により、神社であってもむやみにお酒を造ることができなくなりましたが、どぶろく造りが許されているのが全国で40社、清酒まで造っているのは、伊勢神宮、出雲大社、岡崎八幡宮と、こちらの莫越山神社の4社だけとのこと。~
なお、造られたお酒は、近くの鶴谷八幡宮で行われる祭のおみこしの担ぎ手に振る舞われるとのことで、一般の人たちは残念ながら飲むことはできないようです。~
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**摂社・末社・祭り・文化財 [#l1cb41e6]
例祭 7月9日
**歴史 [#iaed858b]
**写真 [#r91846e7]
**その他 [#v75bbb8e]
**参考文献 [#w3c3929b]
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