人気順に勝率が高く、競馬ファンの予想はホントに素晴らしい、という話は何度かしています。
その競馬ファンのみなさんは、何を元に予想しているのか、という話です。
今はインターネットでさまざまな情報が飛び交い、いろんな予想がされていますが、なんだかんだで、影響力があるのは、競馬新聞だそうです。
コロナで外に出られなくて、競馬場やWINSに行けなくても、家でPATで馬券が買えるということで、競馬の売り上げは増えていると言います。
その予想をするというときに、競馬新聞やスポーツ新聞は、コンビニでも買えますので、昔の人も今の人も参考にするのでしょう。私もたまに買います。
競馬新聞というと年齢層が高い、昔のイメージかもしれませんが、情報化で予想の精度が上がっている時代とともに、競馬新聞の予想精度も上がっているはずなので、バカにはできません。
なんだかんだで廃刊になったり、姿を消す競馬新聞もないようなので、読者が買い続けているということでしょう。
競馬新聞で印が打たれている馬は、人気を集めます。競馬新聞の影響はまたまだ大きいようです。
それに対抗馬となるのは、テレビでの予想披露や、最近では個人のYouTubeなどで披露される、メディアによる競馬予想です。
テレビの競馬番組でもYouTubeでも、芸能人が予想しますし、YouTubeでは一般の人も含めて、今は誰でも予想を披露することができます。
一般の人でも、この人は予想が当たる!賭け方が大胆だ!などと注目されると、人が人を呼び、人気が上がって、多くの人が見るようになります。
テレビで予想された馬が穴馬だと、直後にオッズが変化します。また最近では、人気のユーチューバーが予想した馬が過剰に人気になる現象が起きています。
人気に即時に影響が出るくらいですので、無視できない存在です。
これらをどう考えるかですが、まず競馬新聞。
競馬新聞の印は、全体的に無難に打たれることが多いようです。1着かドベか、どっちに転がるかわからない馬より、安定して2〜3着に入りそうな馬が選ばれます。
予想が当たらなければ、読者が離れてしまうためです。
2〜3着に入りそうな馬であれば、1着になればもちろんバンザイ、2〜3着でも、おしい、予想はまあまあ当たっていた、と言い訳ができます。
その言い訳のために、無難な予想をせざるを得ないわけです(紙面の中で全員がそうではありませんが)。
ただ、実際には、無難な馬が1頭2頭来ても、1頭だけ穴が来たりすることが多く、そういった無難じゃないけど決め手がある馬が1着になったり馬券にからむから難しいわけです。
そういう意味では、無難なほうが人気になり、人気を集める中で、中穴がくる、人気2頭+中穴1頭のパターンがハマる理由もつきます。
一方で、メディアなどの影響について。
テレビやYouTubeで予想されたとき、過剰人気になることがあります。そうならない場合に比べて、配当が少なくなり、よろしくないわけです。
これを、トータルの回収率などを厳密に考えると、こういう馬は買わない、レース自体を見送るということになります。
ただ、私の場合は、重賞を中心に購入し、重賞は皆勤賞を目指しているので、過剰人気があるからといって、レースを見合わせることができません。
また、私の予想と、予想屋さんの予想がかぶって、過剰人気で損したとしても、毎回ではありませんし、厳密に回収率などを見て選んでいるわけではありません。
なので、気にしても仕方ないと考えます。
まとめますと、以下になります。
・競馬新聞は、競馬新聞の印で人気が作られるが、それだけで買うと当たらないので、1頭は激走しそうな穴馬を探す
・メディアの影響による過剰人気は気にしないで、自分の予想をする