競馬 サンデー系種牡馬

競馬コラム
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私はふだんあまり血統は重視していませんが、視野を広げるために、少し調べてみようと思い立ちました。

血統は、なんか複雑でよくわからないのですが、全部覚えようとするから大変なんだと思うので、とっかかりとして、主要なところから覚えていくことにしました。

サラブレッドの始祖は・・・なんてところからやってたら、眠くなってしまいます。


そこで注目したのが、ディープインパクトと、そのお父さんのサンデーサイレンスです。適宜、ディープやサンデーと略させていただきます。

20年前は、サンデー産駒ばっかりレースに出ていて、競馬を本格的にやっていない頃の私でも、名前を聞いたことがあるレベルでした。

そのサンデー産駒の一頭がディープインパクトで、その活躍ぶりはご承知のとおり。

ディープインパクトが引退して、2008年に最初の産駒が誕生し、こちらも大活躍。

現在は、ディープ産駒も引退して種牡馬になってきています。キズナやリアルインパクト、シルバーステートなど、こちらも産駒が活躍してきています。


サンデーサイレンス産駒がなぜ強かったかというところを、聞きかじりの知識で言うと、種付けをたくさん頑張ったというのもありますが、サンデーサイレンス自体がそこまでいい血筋ではなかったというのがあったようです。

お馬さんの血統は、同族同士の交配で血がかたよるのを防ぐため、あまり近い血統とはくっつけることができません。

しかしサンデーサイレンスは、それほどいい血筋ではなかったため、お母さん馬にいい血統が入っていても問題ないことが多く、それだけたくさん子をもうけられたことと、母親の能力次第でさまざまな能力を持った子が産まれたというのもあったそうです。

とてもバラエティーに富んでいるというところがポイントであって、サンデー産駒ならどんなレースでも強いということではないということです。母親の血によって、短距離が得意な馬、長距離が得意な馬、ダートが得意な馬といった、いろんなタイプの産駒が産まれたわけです。

予想する側としては、種牡馬で特徴が固まらないというのは、けっこう困るかもしれませんね。

ただ、サンデー産駒ではなく、そのあとの産駒、たとえばディープ産駒なら中長距離の芝がいいとか、次の世代の種牡馬にはある程度特徴があるようなので、そういうところは参考にしやすいかもしれません。


前置きは長くなりましたが、現在活躍している種牡馬のランキングから、サンデー系と、そうじゃないもの(非サンデー系)を並べてみたいと思います。

■サンデー系
3位  1位  ディープインパクト
   父サンデーサイレンス  芝中長距離

4位  4位  キズナ
   父ディープインパクト  芝中長距離

5位  3位  ハーツクライ
   父サンデーサイレンス  芝中長距離

6位 14位  キタサンブラック
   父ブラックタイド  芝中長距離

14位 10位  ダイワメジャー
   父サンデーサイレンス  芝短距離

16位 23位  ゴールドシップ
   父ステイゴールド  芝中長距離

17位 21位  ジャスタウェイ
   父ハーツクライ  芝中長距離

18位 11位  オルフェーヴル
   父ステイゴールド  芝中長距離

20位 27位  シルバーステート
   父ディープインパクト  芝中長距離

22位 19位  ミッキーアイル
   父ディープインパクト  芝中長距離

28位 17位  キンシャサノキセキ 豪
   父フジキセキ  芝短距離
■非サンデー系
1位  5位  ドゥラメンテ
   父キングカメハメハ 芝中長距離

2位  2位  ロードカナロア
   父キングカメハメハ 芝ダート短中距離

7位  8位  モーリス
   父スクリーンヒーロー 芝中短距離

8位 13位  ハービンジャー 英
   父デインヒル 芝中距離

9位  9位  エピファネイア
   父シンボリクリスエス 芝中距離

10位  7位  ルーラーシップ
   父キングカメハメハ 芝ダート中距離

11位 16位  ドレフォン 米
   父ジオポンティ ダート芝

12位 12位  ヘニーヒューズ 米
   父ヘネシー ダート

13位  6位  キングカメハメハ
   父キングマンボ 芝ダート短中距離

15位 22位  シニスターミニスター 米
   父オールドトリエステ ダート

19位 20位  リオンディーズ
   父キングカメハメハ 芝距離いろいろ

21位 15位  スクリーンヒーロー
   父グラスワンダー 芝中長距離

47位 18位  エイシンフラッシュ
   父キングズベスト 芝ダート中距離

はい。覚えきれません(笑

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