競馬 多様な可能性に賭ける

競馬コラム
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土日に競馬番組を観ると、出演者が予想をしていますが、その馬券の買い方は、人によって個性がありますね。

土曜日のテレ東は、ウイニング競馬。ジャンポケ斉藤さんは、複勝一点勝負。キャプテンさんや虎石さんは、単勝や馬連など、シンプル系でいろいろ。大久保先生は、7頭くらい選んで三連複。

日曜日のフジテレビは、みんなのKEIBA。DAIGOさんは、ワイド。井崎先生は、単勝と、馬連馬単。細江さんはたくさん買いすぎて、トリガミ娘。


その人の好みの買い方をしているのでしょうが、共通しているのは、◎○▲などの印をつけて、それに従ってシンプルに買っている、ということです。

「予想」というからには、それが当然だろうと言われるかもしれません。私も基本的には、◎○▲をつけた上で、馬券を買うようにしていました。

ただ、これも当然なのですが、予想して決めた本命が来なければ、馬券は当たりません。単勝◎、複勝◎、馬連◎-○▲、三連複◎-○-▲などのいろんな券種を重ねて、手広く買ったつもりでも、よく見ると、◎が来なければ全滅だということが分かります。


手広く買うとはどういうことか。極端に言えば、1000円の予算があるなら、10頭の複勝を買うのが最も手広いわけです。もし10頭立てなら、300%当たります。

これを、一頭を本命にして、9頭に馬連やワイドで流したら、本命が来なければ全滅です。本命への依存度が高い、当たりにくい買い方になっているわけです。

かといって、馬連ワイド三連複のボックス買いをすると、買い目が多くなりすぎます。


そこで、考えました。なぜ、本命が来ないのか。それは、予想が外れたから。もちろんそうです。ただ、その予想とはなにか。それはズバリ「展開」です。

たとえば、逃げ馬を本命にしたのは、逃げ馬が残りそうな展開を予想したということです。そのうえで、この馬が逃げ切りそうだから、本命にしよう、と選ぶわけです。だいたいは、自分の本命馬が来てほしいばっかりに、そういう展開を願っていることが多いのですが。

そして、本命から流そう。本命を頭に三連複、三連単。これらは本命が来なければ全滅。前述のとおりです。

ただ、逃げ馬が勝たないのなら、勝つのは、先行馬か、差し馬か、追い込み馬です。では、先行馬が勝つ展開だとしたら・・・?そちらの展開で予想すると、別の本命馬が出てきます。同じ馬にはならないと思います。では差しは?追込は?それぞれまた別の本命馬が決まってくると思います。


つまり、予想がハズれるのは、展開の読みがハズれることであり、逃げ、先行、差し、追込のそれぞれの本命を的確に予想しておけば、どんな展開になっても、どれかが当たる、ということになります。

展開がこうなると予想を固定してしまって、本命を固定して、その本命を軸に買い目を増やすのではなく、本命自体を増やすほうが、当たるのではないか?

この仮説を元に、今週からまた予想してみたいと思います。

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