前回の 脚質ごとの勝率 のつづきです。
なぜ、馬には脚質があるのか、というお話です。
私はつい最近まで、脚質はこのようなものだ、というイメージでした。
・逃げ:前半のスピードは速いが、後半スピードが落ちるタイプ
・後方:前半のスピードは遅いが、後半スピードが速いタイプ
・先行、中団:その中間
競馬のレースは、基本的に近い実力の馬たちが集まるようになっていて、走破タイムは近い結果になる。
その同じ走破タイムでも、前半飛ばすか、後半飛ばすか。その「ペース配分」の違いである。
有利不利ではなく、馬ごとの走り方のクセや、パワー、スピード、スタミナのバランスの違いで、どのペース配分がよいかが変わる。
平坦で良馬場の状態なら、ペース配分問わず、同時にゴールインだったものが、コース形状や馬場状態により走りやすさが変わり、結果に差が発生する。
そう思っていたわけです。
ところが、最近になって知った話によると、脚質の本質はペース配分ではなく、別のところにあるとのことでした。
それは、「お馬さんの性格」です。
つづく