JRA-VANに調教データが追加されて、少し経ちますが、ほとんど活用できていません。データの見方が分からないからです。
そして、見方が分かったとしても、それを元に予想するのはさらに大変な気がするからです。
でも、たまたまブックオフで見つけた古い調教の本を読んで、少しずつ取り入れられそうかな、と思うところがあったので、メモしておきます。
実例でお話します。先週の東京新聞杯。4-2-6番人気で決まりました。4着には1番人気が入りました。
ピンハイは、3番人気に推されましたが、8着でした。騎乗した坂井瑠星騎手も、直線で手応えがなかったとコメントしていました。
成績から考えても、過剰人気だった可能性もありますが、もしかしたら、お馬さんの調子も悪かったかもしれません。
調教を見てみると、ピンハイの調教は、東京新聞杯のレース前に1本だけでした。過去のピンハイの調教を見ても、もともと少なめのようですが、1本だけで、しかも内容もよくなかったようです。
栗東の坂路で、4F55秒、1F13秒。これがどのくらい悪いのかまだ勉強不足で分かりませんが、他の馬と比べても明らかに悪い数字です。
また、1回の調教で結果が微妙でも、もう何回か調教をして、いずれかでいい結果なら、期待が持てます。しかし、1本だけならそれもありません。
お馬さんがよほど調子が悪かったんだと思われます。
細かいタイムの見方などはまだまだ分かりませんが、明らかに調子がよさそうじゃないお馬さんは、見つけられるかもしれないなと思いました。
馬券が販売開始して、人気が出揃ったあと、あやしい馬を消すときの参考にしたいと思います。
■超テキトーな目安
4F:52〜53秒 かつ 1F:11〜12秒
※栗東、美浦問わず
※坂路、ウッドチップ問わず
※1Fだけ早くてもあまりよくない