競馬 類似システムから類推

競馬コラム
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あるものの形状や変化予測をする際に、とても構造が似た他のものを分析することで、デザインや予測に生かす、といった考えかたがあります。

動物の生態を参考にする手法では、新幹線のパンタグラフの風切音を軽減するために、フクロウの羽根を参考にしてみたり、蜂の巣の六角形のハニカム構造を参考にして、軽くて丈夫な建築物を造ったりなどが見られます。

また、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13,・・・というフィボナッチ数と呼ばれる数列は、木の枝が生える本数や、ヒマワリの螺旋構造に見られますが、株式相場の上がり下がりの予測などにも活用されているそうです。

このように、あるものに似た何かがあり、それについて研究がされているならば、その似た何かのほうで研究されてきた研究結果を、分析に応用できるかもしれません。


完全な思いつきではありますが、たとえば、競馬に似ているものはなにか。競馬は、多くの馬がいっぺんに走るレースです。直線があったりカーブがあったり、ときどき雨が降ってたりします。

すなわち、カーレースに似ているなあと、単純に思ったわけです。

カーレースの要素には、絶対的なエンジンの性能もあれば、ドライバーの腕もある。ドライタイヤとウェットタイヤを履いているときでは、走りが異なります。カーブの曲がりやすさもチューニングにより変わってきます。ピットインのタイムロスを減らすためのピットクルーの腕や、タイミングをはかる作戦なども重要と聞いています。

競馬の競走馬では、タイヤを変えたり、小回りしやすいようにチューニングしたりすることはできませんが、絶対的なエンジンとドライバーだけではレースは決まらないというのは確かだと思います。


そういった意味で、仮に競馬とカーレースがとても似ていると仮定すれば、カーレースの研究結果が参考になるのではないか、と思ったわけです。

そこで、生成AIの Copilot に「カーレースで勝つためには、どのような要素が必要になりますか?」と聞いてみました。

すると、以下のような回答が来ました(要約してあります)。

カーレースに勝つためには、以下の要素が重要です。

・ドライバーの高度な運転技術、判断力
・マシンの性能、セッティング
・ピットクルー、エンジニアとのチームワーク
・タイヤ選択、ピットタイミングなどの戦略
・ドライバーの集中力、忍耐力
・レース展開の読み
・予期せぬ自体に対応する柔軟性
・トラックの特性、天候の影響の研究
・これらのあらゆる準備

なんとなく、競馬にも通ずるものがありますね。

ドライバーの腕は、騎手の腕。

マシンの性能はお馬さんの能力。セッティングは適性。

チームワークは騎手と調教師、馬主などのスタッフとの連携。

戦略は、馬の実力や相手、適性を考慮して、どの競馬場のどの距離のどのクラスのレースに出るかというところや、レースが決まったあとも、逃げるか控えるかなどの騎手への作戦指示もあります。

集中力や忍耐力は、騎手にもお馬さんにも必要です。

レース展開の読みは、事前に作戦として考えておいたり、騎手の経験であらかじめ考えてレースに臨むでしょう。

レース展開が騎手の事前の予測どおりにならなかったときに、臨機応変に作戦を変えられる能力も大事。

競馬場と特徴や、天気による馬場の変化は、競馬にはとても大きな影響を与えます。

そして、レースのための必要な準備をしっかりやっているか、というところです。

驚くほど、どれも競馬に置き換えられますね。つまり、競馬とカーレースはとても似ているということです。


それだけ似ているならば、もし勝利予想をすることになったときの対策も似ているのではないか。そう思い、こちらも Copilot に聞いてみました。

「カーレースで優勝するチームを予想するには、どういう要素を見ればよいですか?」と聞いてみたところ、以下のような回答でした(要約してあります)。

カーレースで優勝するチームを予想するには、以下の要素が重要です。

・ドライバーの実績、特定コースでの成績
・マシンの性能
・チーム戦略の巧拙
・予選でのパフォーマンス
・天候とコース状態
・過去のレース成績、特定トラックでの成績

これらの要素を総合的に分析することで、より精度の高い予想が可能になります。ただし、レースの結果は予測不可能な要素も多くあります。

こちらもまた、競馬でも通用しそうな内容です。

騎手の実績(勝利数、賞金)は、その騎手の腕に直結しますし、特定コースでの成績は、得意なコースでは力を発揮しやすくなります。

マシンの性能は、お馬さんの能力。チーム戦略の巧拙も同じですね。

予選でのパフォーマンスは、前走レースや調教でしょうか。

天候とコース状態の重要さは、競馬も同じ。

ひとつ、少し意外だったのは、「過去のレース成績、特定トラックでの成績」というところです。これは、騎手の話ではなく、チームの話です。

つまり、調教師や馬主が、そのレースやそのコースでいい成績を出しているかというところも大事だということになります。私はあまりそこを競馬で意識していなかったかもしれません。


ということで、競馬とカーレースは、必要な要素も、予想におけるポイントも、かなり似ていると感じましたが、もちろん違うところもあります。

まず、カーレースの場合、ドライバーの腕の比重が高いため、競馬で置き換えると騎手の腕が一番大事ということになるところです。そこは少しバランスを取ってもいいかもしれません。

あとは、カーレースでは、マシンの性能はあくまでも要素の一つであり、絶対的なものではないということです。競馬ではもう少し比重は高いかもしれませんが、出走馬の能力が拮抗していればいるほど、他の要素で差がつくのは確かだと思います。

面白いと思ったのは、騎手やスタッフが、このレースが得意だ、このコース苦手だ、という得意不得意をもっと重視してもいいのかな、というところです。そこは今後検討していきたいと思っています。

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