競馬 2023年5月の買い方の検討2

競馬コラム
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ついこないだ、新しい買い方を考えました。

さっそく、土日に試してみましたが、当たらないばかりか、こじつけ感の強い馬選びになり、予想がつらい上に、やってて楽しくないという結果となりました。

楽しくないとしょうがないので、この買い方はやめようと思います。ただし、馬選びのポイントとしては有用なので、今後も臨機応変に使っていくことにします。


では、どのような買い方にするのか。そもそも、三連複で買うことに無理があるのか。

それを考えるために、あらためて馬券ごとの的中率、回収率から振り返りたいと思います。

競馬にはテラ銭があります。

・80.0% 単勝 複勝
・77.5% 枠連 馬連 ワイド
・75.0% 馬単 三連複
・72.5% 三連単
・70.0% WIN5

どの馬券を買っても、全通り買えば、回収率は上記を超えることはありません。むしろ、かたよりがあるぶん、理論上の回収率まで到達しません。

芝重賞10年 ハンデ戦除く

このデータは、馬券の券種ごとの回収率です。

まず単勝は、全通り買うと68.1%というデータになっています。理論値の80.0%にはほど遠い数字になっています。

ところが、買い目を10頭、7頭、5頭、3頭と減らしていくと、回収率は上がって行きます。単勝1〜3番人気を毎回買うと、回収率は85.0%というなかなかの数字です。

このことから言えるのは、単勝は、人気が高いほど的中率が高くなり、オッズも比例して下がるはずだけど、そこそこ高めを保っている、ということになります。


一方で、複勝はというと、全通り買ったときが71.2%、複勝1〜3番人気を買ったら45.4%と、ひどい回収率になっています。

複勝も、人気が高いほど的中率が高くなるのはいっしょですが、買う人が必要以上に多く、オッズが下がりすぎていて、回収率が下がっているということになります。

「1着は無理でも、3着までには入るだろう」と考える人がいたり、1番人気の複勝にどーんと賭ける人などの影響で、人気寄りの複勝が売れているものと思われます。


同様に馬連とワイドも見てみると、単勝や複勝と似たような傾向があります。

馬連は、単勝に似た傾向があり、人気寄りで買っても回収率は高めです。

ワイドは、複勝に似た傾向があり、人気寄りはオッズが安すぎるので、当たってもあまり儲からないということになります。


再掲:芝重賞10年 ハンデ戦除く

では、三連複はどうでしょうか。三連複も、1〜3着に入る馬を当てるということで、複勝やワイドと似た傾向になるかと想像しましたが、なんと、単勝や馬連に似た傾向になりました。

三連複は、人気薄を買うより、人気寄りを買ったほうが、的中率だけでなく回収率も良い、つまり人気寄りで買っても、あまりオッズは下がっていない、ということになります。

これは、最近まで試していたオッズ理論とも合致しますし、三連複という券種を選ぶ大きな動機にもなりえます。


なぜそうなるのかを推測するのに、各券種の販売数も調べてみました。

・単勝:5%
・複勝:7%
・馬連:14%
・ワイド:7%
・三連複:19%

単純に見ると、単勝や複勝って、少ないんだな、三連複は多いんだなと思ってしまいますが、これに全通りの点数(平均15頭とする)を加味すると、このようになります。

・単勝:5% / 15 → 8
・複勝:7% / (15/3) → 34
・馬連:14% / (15×14/2) → 3
・ワイド:7% / (15×14/6) → 5
・三連複:19% / (15×14×13/6) → 1
※三連複を1としたときの比率

的中する確率に比べて、複勝はとても多く買われていることになります。単勝もシンプルなので、買う人は多いと考えられます。

三連複は、当てるために何点も手広く買わなければならず、当たらない無駄な馬券も多く買われるぶん、オッズも分散しているのでしょう。

そこをうまく利用すれば、無駄な馬券を買わずに、当たり馬券に寄せられる可能性があります。


狙いは三連複、とした上で、どのように買うか。

あらためて、私の予想の実力を確認します。

■2023年4月 ◎5頭が1〜3着に入った回数
・3頭 1回
・2頭 5回
・1頭 7回
・0頭 0回

選んだ5頭から3頭が入らないと、三連複の当たりにならないわけですが、4月は1回だけでした。しかもガチガチのレース。

2頭入ったレースも5回ありましたが、5頭を選んでやっと2頭が入ったわけで、喜んでいられません。

同じく、5頭選んで1頭しか入らなかった7回も、惜しくもなんともありません。

選んだ5頭が1頭も来なかったレースはなかったので、それはまだ救われます。


いずれにしても、今の実力では、複勝1点やワイド1点で狙いうちできるほどの予想の精度はありません。

ワイド1点が当てられる実力があれば、三連複2頭軸流しも狙えますが、それも厳しい状況です。

今の5頭ボックスのままで行くか、以前のフォーメーションで6頭に増やすか。もっと予算を増やすか。

考えましたが、予算は増やさないで行きます。フォーメーション6点にします。

あと、4月は穴馬を狙いすぎました。たった5〜6頭しか選べないのに、そのうち1〜2頭で穴を選んでいたら、的中率が下がるのも当然なので、固めに行きます。


狙うは1〜9番人気。選ぶのは6頭。

データから、1-2-*番人気 や 1-3-*番人気の的中率が高く、2-3-*番人気はそれに次ぐことから、1番人気を◎で重視し、2〜3番人気は▲でキープします。ここは自動的に決まるので、ラクもできます。

2-3-* 番人気が来たらハズレですが、4月以降のレースで2-3-*番人気が来たのは、1回だけでした。また、1-2-3番人気は固すぎるので、あえて買い目に入れない狙いもあります。

そして、4〜9番人気の6頭から◎◎▲の3頭を選びます。6頭中3頭でも簡単ではありませんので、なんとかうまく選びたいところです。

1〜9番人気からの選択なので、10番人気以下が1頭でも来たらハズレです。10番人気以上が馬券にからむ確率は25%。なので4回に1回はハズれる計算です。

でも逆に言えば、4回に3回は当たる可能性があり、プラスに持っていけることも充分ありえます。

■2023年 5/13の買い方
1. 1番人気は◎を選ぶ ※自動
2. 2〜3番人気は▲を選ぶ ※自動
3. 4〜9番人気から3頭◎◎▲を選ぶ
4. 3で選ばなかった3頭は△とする
5. 三連複フォーメーションを購入
三連複 ◎◎◎▲▲▲ 10点
(A,B)-(B,C)-(C,D,E,F)

※この買い方を「1-9買い」と呼ぶこととする
※△も含めた「1-9該当率」も集計する

ちなみに、4月から5月の先週のレースまでの「1-9該当率」は、68.7%(11/16)でした。

なんとかいい結果につながってほしいと思っています。

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