以前 こちらの記事 で書いた内容の続きです。
こちらは、単勝人気だけを参考に三連複フォーメーションで買ったら、どのくらいの的中率になるか、という集計です。過去10年間の重賞1364件の集計です。
このときは、◎が1-3番人気、○が4-6番人気、▲が7-18番人気で集計しました。
ただ、この集計だと▲の対象数が多く、▲が1頭以上からむ馬券は58%と、あまり絞りきれておらず、結局オッズは見ないで買う、という結論になってしまいました。
そこで、あらためて取り直したのが以下の表です。
今回は▲を7-9番人気とし、10番人気以下を分けました。
そうすると、まず、1-3番人気が1頭もからまない組み合わせは10%しかないため、これを削ります。
そして、最低1頭は1-3番人気がからむ状況で、10番人気がからむケースは23%もあるのですが、よほどうまくやらなければ買い目が増えて、なかなか当たらない状況になるため、思い切って10番人気以下は切り、残りの68%で勝負することを考えます。
あとは買い目ですが、◎-▲-▲が2%となぜか少ないので、これを切ると、以下の三連複フォーメーションで、66%がカバーできます。
◎-◎○-◎○▲ 3-6-9 55点
1-3着がすべて1-3番人気で決まる馬券を消しても、買い目が1点しか減らないうえ、的中率が66%→58%に大幅ダウンになるので、基本はこの55点がベースとなります。
ただ、毎回55点も買っていたら、ちょっと買い目が多すぎて続きません。なので、なんとか減らさなければいけませんが、◎の3頭は減らせません。なので○を3頭から2頭に減らします。また、▲は3頭から1頭に減らします。すると、
◎-◎○-◎○▲ 3-5-6 19点
ここまで減ります。三連複フォーメーション19点といえば、2020年に試した2-4-7のフォーメーションと同じ点数です。19点でもまだ多いですが、それなりに予算をかけないと、三連複はなかなか当たらないわけですね。
実際に買うときの予想としては、まず1-3番人気は無条件で入るため、予想不要です。買うときにオッズを見ればいいです。でも実際は、4-6番人気と人気の入れ替えがあったりするので、1-6番人気あたりはチェックする必要があります。
次に、4-6番人気の3頭から、2頭を選びます。1頭だけ切るわけですが、それでも難しいはず。
そして、7-9番人気の3頭から、1頭を選びます。これは、よさそうな穴馬を選ぶのと同じ作業になります。あまりいい馬がいなければ、4-6番人気の残りを買っておけばOK。
この買い方で3月のレースでシミュレーションすると、こんな感じになりました。
的中したレース
・オーシャン 2-4-5番人気 7050円
・ディープ 3-1-9 4990
・金鯱 1-2-5 3540
・Fレビュー 2-1-4 1690
・スプリング 5-2-6 7370
・阪神大賞典 1-5-3 1680
・フラワー 2-9-1 4350
・日経賞 1-4-2 1470
・毎日杯 4-9-1 12930
購入:1900×14レース=26600円
払戻:45070円(+18470)
日曜日の高松宮記念が大荒れで、1-3番人気が全部飛んだあとではありますが・・・試す価値はあるかと思います。
なお、すべてのレースで19点買えるかわからないので、そのときには、○の2頭、▲の1頭を予想し、ワイドでも買おうかと思います。